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2014年11月26日   古太尽(こだいじん)特別 (笠松競馬)  

笠松競馬   第10レース   力試しだ シャドウフェアリー
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース  幸村博之

kasamatu11.jpg中央優勢の鞍だが、妙味を求めるなら地元馬。ということで、ここは当地(12302)のシャドウフェアリーに期待してみたいと思う。中央馬で順番をつけるなら、ある程度計算できるキーブランド、一発を秘めるキクノメテオ、伸びしろが大きそうなキングオブタイム。押さえにクリノジュロウジンクリノロッキーといった感じか。

 シャドウフェアリーはこの辺りまで来ると連戦連勝とはいかなくなったが、当地では(12302)を誇る。地元の期待はこの馬に。「適当なレースがなかったのであけただけ。悪くない仕上がりだが、このメンバーでどこまで通用するか。力試しのレースだよ」。

 キーブランドは500万で2着3回。ブランク明けはイマイチだが、前走3着に味を占めてか再度笠松へ矛先。前進を期待するのは当然だろう。「小倉戦は1700mと距離が長かった。前走はベスト条件の1400mでレースぶりが変わってきたように能力差はない。ブランク明けを叩いた上積みは見込めるはずだし、さらにやれていい」。

 キクノメテオはこのところ順調さを欠いていて今回は転厩戦になるが、3走前の500万勝ちはやはり光る。いきなり交流戦で決めに来たか。「転厩初戦でまだ手探りだけど、前回は状態があまり良くなかったみたい。放牧先でバリバリと乗っての入厩。力はありそうだよ」。

 キングオブタイムは3歳2月にデビューして新馬、未勝利②③①着。伸びしろならこの馬か。初の1400mだが前に行く脚もある。交流戦なら。「放牧明けになるが、前向きな馬だし仕上げには手間取らない。交流のメンバーなら何とかなっても」。

 クリノジュロウジンは新馬勝ち後は不発続きも、条件的に仕方ないように思える。ダートひと息だし休み明けだが、この舵の切り方は不気味。「じっくり乗り込んできて、いい感じに仕上がっています。このクラスで厳しい競馬が続いているので、今回は距離を縮めてみます。1200m戦で新馬勝ちしたぐらいなので、変わり身があれば」。

 クリノロッキーは大井ではC1勝ち。中央1000万の壁は厚かったが、500万交流なら3走前ぐらいは走れても。中間の気配はピリッとしないが…。「前走後は疲れがあり、ハリをして立て直した。そのぶん今回はまだ少し追い不足。状態さえ戻ってくれば能力は通じそうなんだけど…」。
 

おすすめ買い目

馬単 1→8 8→1 1→6 6→1 1→5 5→1 8→6 6→8 8→5 5→8

 

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