おすすめ注目レース

2014年9月23日   日本テレビ盃 (船橋競馬)  

船橋競馬   第11レース   クリソライトに復活の好機
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

 

funabashi06.jpg

【中央所属馬の評価】
 クリソライトは3歳時Jpn1のジャパンダートダービーに勝ち、以降不振も、前走のマーキュリーカップでナイスミーチューのレコードから半馬身差の2着と敗れはしたものの、自ら早めに動きハイペースを演出したレース振りは復活を印象付けた。全4勝はすべて1800m以上。左回りは勝ち星こそないものの、4走して2着3回、4着1回なら悪くない。

 グレープブランデーは2011年のジャパンダートダービー、2013年のフェブラリーステークスを制したG1馬。骨折休養後は南部杯の4着が最高着順と不振だが、実績最上位は確か。休み明けの前走はゲートで出遅れ流れに乗れなかったが、叩かれて型通り良化。左回りはG1を勝っているし、1800mは7勝中4勝の適距離。

 ダノンカモンは名古屋大賞典で待望の重賞初勝利を飾ったが、それまでダート重賞2着6回と勝ち味に遅いところあり。左回りは得意だが、1800m以上の距離はその名古屋大賞典の勝利のみで、芝も含め【1-0-0-8】と向いているとは言い難い。基本的にマイラーで名古屋の小回りは上手く立ち回れても、船橋コースは誤魔化しが利かないコースだけに厳しいだろう。

 グラッツィアは昨年の川崎記念でハタノヴァンクール、ワンダーアキュートと接戦を演じ3着の実績あり。全6勝中ダート1800m3勝とベストの距離。前走は5着ながら35.6の上がりは最速。今回も有力馬を目標に末脚勝負で。

【地方所属馬の評価】
 地方勢の中心はトーセンアレス。中央在籍時は重賞未勝利に終わったが、移籍後いきなりオーバルスプリント2着、続く埼玉新聞栄冠賞で初重賞制覇。6戦の後再度中央に戻り6戦し障害未勝利戦に勝ったが、ダートの平地競走では今ひとつ。再度南関東に移籍し、3戦目のスパーキングサマーカップで重賞2勝目を挙げた。前走のオーバルスプリントは地方馬最先着の4着。距離に不安なく、左回りも問題なし。地方馬最先着は間違いなく、中央勢の一角崩しを狙う。

 以下は厳しいレースになりそう。ケイアイサンダーは最近2戦スタートも悪く、後方から覇気のないレース振りでどうか。サチノシェーバーは展開自在で南関東オープンクラスなら通用も、このメンバーでは入着争いまで。マイル以上も未知数。

 他地区からの遠征馬も厳しいだろう。高知のクイックリープはJRA4勝馬も、かつての活躍は望み薄。高知のウェザーサイドはJRA2勝の後、道営→高知。さすがに地元の重賞を勝てないようでは、Jpn2は厳しいだろう。トウホクビジンはクイーン賞3着のように船橋1800m適性と実績はあるが、牡馬相手のJpn2となると厳しい。

【解説者の予想】
 マーキュリーカップは正攻法で臨んだが惜しくも2着となったクリソライトだが、レース振りは負けてなお強しの印象で、復活といっていいだろう。59→今回57キロも有利だろう。
 不本意な競馬が続くグレープブランデーは、本来のデキにどの程度まで近づいているかがカギ。叩かれ2戦目と駆け頃ではあるし、手薄なメンバーでキッカケを?む可能性は十分。
 一角崩しの期待はトーセンアレス。前走のオーバルスプリントは不良馬場の影響もあった。条件的には今回申し分なく、地方馬の意地を見せてほしい。
 ダノンカモンは56キロは有利だが、船橋1800mには不安ある。グラッツィアは重賞未勝利で、補欠からの繰り上がりと中央勢では格下だが、川崎記念3着の実績と、森騎手起用に望み。

 

 ◎クリソライト
 ○グレープブランデー
 ▲トーセンアレス
 △ダノンカモン
 △グラッツィア

おすすめ買い目

馬単 8→3 3→8 8→6 6→8 8→10 10→8 3→6 6→3 8→2 3→10

 

※ジャパンネット・楽天銀行・すぐかえーる・住信SBIネット銀行会員の方は投票できませんので、ご注意ください。

※投票の際は、締め切り間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

 

地方競馬ならオッズパーク競馬