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2014年9月18日 園田プリンセスカップ (園田競馬) ツイート
園田競馬 第10レース トーコーヴィーナスの高い素質を信頼
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋
今回はグランダムジャパン2歳シーズン第1戦目、およびJRA阪神ジュベナイルフィリーズTR地区代表選定競走・園田プリンセスカップ。全国交流戦だが、本命は地元馬トーコーヴィーナス。これまでデビューから2連勝中だが、これまで跨ってきた鞍上の話に寄れば「道中フワフワしながらまったく集中していないが、相手が来たら来た分だけ伸びる」とのこと。本気で走らずとも2連勝、なかなかできることではない。他地区馬との力関係は未知だが、ここはまだまだ奥がありそうな同馬に賭けてみたい。完成度の高い北海道所属馬マイファンファーレ、ラブミーダイヤ、ユメノヒトと、北海道デビュー馬で現在笠松所属のティープリーズの「北海道組」4頭は当然注意が必要。地元馬では、ヴィーナス同様にデビューから無敗のショウリ。
トーコーヴィーナス…最終追い切りは併せ馬で行っていたが、併せた古馬をアッサリ突き放す好内容だった。まだ気性に粗さの目立つ同馬だが、デビュー当初は馬場すらまともに回ることができていなかった。それを踏まえれば近走はマシになってきたといえるだろう。今回は乗り替わりだが、鞍上の小谷騎手はその難しい調教で手綱を取ってきた人物。同馬の癖を1番把握していると言っても過言ではないだろう。
マイファンファーレ…これまでの成績からするとベストは逃げだろうが、5走前のウィナーズチャレンジでは番手からしぶとく粘り0秒2差の3着、当時時計差が無かった2着馬は後に重賞・栄冠賞を制したティーズアライズだった。他の遠征馬と比べても実績は一枚上の存在。アッサリ決めても何ら不思議はない。
ショウリ…無傷の3連勝中。2戦目はゴール前で脚色一杯になっていたが、3戦目の前走は余裕十分の内容。一戦毎に成長著しい同馬だが、3戦とも逃げ切りだけに揉まれた際の不安はまだ残す。その点を考慮し、陣営も中間は砂を被せる練習を行っていた。怯むことなく動けていたが、果たして本番どうか。
ラブミーダイヤ…レース経験の少なさで言えばやや不安な面もあるが、前走は馬体もやや余裕残しの印象で、素質だけで押し切ったような内容だった。叩いた上積み、輸送面を考えると今回は体も絞れてきそうな予感。伸びしろは大いにありそうだ。
ユメノヒト…7月17日のオープン戦では上記馬マイファンファーレと対戦して1秒5差。その結果を踏まえると高い評価は与えづらいが、差し競馬に切り替えてからの近2走がマズマズの成績。先行激化なら突き抜ける可能性もある。
ティープリーズ…ホッカイドウ実績から考えると他の上記遠征馬に比べ若干見劣る印象だが、笠松転入初戦の前走・秋風ジュニアでは一度勝負どころで交わされかけながらもしぶとく盛り返す根性が見られた。成長分で見直してみたい。
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