Odds Park 競馬

今年から新設された３歳牝馬のナンバーワン決定戦。古馬Ａ級で互角以上にやれているファーストキスが実績・実力的にリードだが、好調なサンセバスチャンとセイウンアネゴ、パピポッポらも食い下がって不思議ない。前崩れならばハヤグリーヴァの浮上も。

◎は⑧ファーストキス。２歳時に南関東の重賞で活躍した期待馬。４月の転入当初は冬毛が長く馬体も寂しく映ったが、そこからグングンと調子を上げて前走では古馬Ａ級相手に正攻法の競馬で２着。その前走後はここ目標に調整され、間隔はあいたが不安ない仕上がり。同世代の牝馬同士ならば負けられないところだろう。

○は③サンセバスチャン。中央から転入後は12戦して３着以内が10回。元々堅実だが、最近は出脚と追ってからの伸びが強化されて、より高いパフォーマンスを見せてくれている。先行系が多いここにあって差す競馬ができるのは心強く、相手の本線に推す。

▲は⑥セイウンアネゴ。当地転入後で崩れたのは３走前の中央交流戦のみ。先行一辺倒だったが、前走では控えて内々から伸びて２着と脚質の幅も広がっている感。充実しており、重賞でも期待感はある。

△は⑪パピポッポ。気性的にムラっ気はあるが、その反面揉まれずに前々で運べると相当に渋太い。忙しい千三＋同型多数は不安材料ではあるが、外枠は歓迎できるし、嵌ればの魅力あり。

注は④ハヤグリーヴァ。暖かくなってきて調子を上げてきて、切れる脚を安定して使えるように。千四の前走でも差し遅れたように短距離向きではないが、重賞で皆が勝ちに動くことでペースが上がる可能性は十分。展開の後押しを得ての浮上も。