おすすめ注目レース

2014年8月13日   クラスターカップ (盛岡競馬)  

盛岡競馬   第9レース   夏は牝馬!スイートジュエリー
全国公営競馬専門紙協会 エイカン

morioka11.jpg【中央所属馬の評価】
スイートジュエリーは先月の習志野きらっとスプリントを制したナイキマドリードの半妹。オープンでまだ勝ち星がない5歳牝馬だが、昨年12月のカペラS(G3)→1月のジャニュアリーSと2戦連続1番人気に支持されている、評価の高い素材。ここ2走は韋駄天S11着、CBC賞(G3)13着と芝を使って結果がついてこなかったが、今回は主戦場のダートに戻っての、負担重量が52キロ。巻き返すには好機と言えそうだ。

アドマイヤサガスは前走の門別・北海道スプリントC(Jpn3)で念願の重賞タイトルを獲得。コーラルS、エニフSなど4勝をマークしているダートの1400mがベストのイメージだが、前走で難敵・スノードラゴンを降したことで潮目が変わってくるかもしれない。あとは8戦して連対実績がない左回りがどう出るか。

サマリーズは2歳時に全日本2歳優駿(Jpn1)を楽勝。この夏、準オープンに降級となったが、三宮S(阪神ダート1200m)一戦だけでオープン復帰とはさすがと言うべきだろう。牡馬相手のオープン戦となると結果が出ていないこれまでだが、今回は強力同型不在で先手濃厚と思われる組み合わせ。52キロの負担重量ももちろん魅力。

タイセイレジェンドは一昨年この競走を6馬身差で圧勝。1番枠から楽に逃げ切り、マークした1.09.2の時計はサマーウインドの持つレコードに0.3秒差まで迫る優秀なものだった。昨年はドバイのゴールデンシャヒーン以来の臨戦過程で59キロを背負ってラブミーチャンの2着。盛岡ダート1200mへの適性は今回のメンバー中随一と考えていいだろう。ただし、今年の負担重量は60キロ。前走からのレース間隔は昨年11月のJBCスプリント以来と、条件は昨年の出走時よりさらに厳しくなっている。

シルクフォーチュンはG3重賞3勝、フェブラリーS(G1)2着、南部杯(Jpn1)3着の実績はタイセイレジェンドにも劣らないもの。それでいてこちらは56キロで走れるのだから、この馬も当然圏内とみるべきだろう。追い込み一手の脚質で1200mではちょい届かず、1600mだと最後の伸びが甘く、1400mがベストのイメージだが、休み明けのプロキオンSを叩かれて前進が見込める臨戦過程。

【地方所属馬の評価】
船橋のアイディンパワーは昨年ラブミーチャンから1.4秒差の8着。ある程度限界は見えているが、3走前の北海道スプリントC(Jpn3)では4コーナー13番手から直線良く伸びてアドマイヤサガスから1.0秒差の6着。混戦に乗じて上位進出の期待感はある。

大井のヤサカファインはこの距離のダートグレード競走で大井の東京盃(Jpn2)、北海道スプリントC(Jpn3)で2着の記録。地方勢では実績でナンバーワンの存在だが、近況成績が悪くて…。左回り経験は1度のみ。

同じく大井のコウギョウダグラスはA2の前走・シーサイドCを1番人気で2着。できればすんなり勝って来て欲しかったが、地方生え抜きの馬にはなかなかいない、デビューからの11勝をすべて1200mでマークしてきた、この距離のスペシャリスト。ただ、大井を出るのは今回が初めて。よって左回りも初体験となる。

【解説者の予想】
この路線の直近のダートグレード競走を制してきたアドマイヤサガス、この競走1、2着の実績を持つタイセイレジェンド、さらには実績に対して56キロは有利と思われるシルクフォーチュン。実績上はこの3騎が上位と目されるが、それぞれに不安材料を抱えるのは前記した通り。ならば、酷暑の中で52キロで走れるスイートジュエリーサマリーズの牝馬勢の評価を上げたい。地方勢ではどう見ても分が悪そうだが、中央馬5頭にはいずれにもチャンスがある激戦になりそうだ。

◎スイートジュエリー
○アドマイヤサガス
▲サマリーズ
△タイセイレジェンド
△シルクフォーチュン
 

おすすめ買い目

馬単 13→4 4→13 13→9 9→13 13→1 1→13 4→9 9→4 13→14 14→13

 

※投票の際は、締め切り間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

 

地方競馬ならオッズパーク競馬