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2014年8月15日   摂津盃 (園田競馬)  

園田競馬   第10レース   トップハンデは力の証!エーシンサルサが重賞3連勝へ
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋

sonoda01.jpg今回はハンデ戦で行われる重賞競走・摂津盃。牝馬ながらトップハンデを背負うエーシンサルサを本命に推す。これまで背負った最大負担斤量は2走前の金沢・読売レディス杯での56キロ。当時はスタートから位置取りがなかなか定まらず脚を使わされる展開に。中盤の流れも緩まず、明らかなハイペースだったが、直線向いてからも脚色衰えるどころか、ゴールに向けてグイグイと突き放す内容だった。当時のパフォーマンスを考えれば今回斤量57キロも克服可能だろう。ブルースイショウは前走の名古屋・名港盃で2着。これまでズブさの目立っていたレースとは違い、前半から引っ掛かるぐらいの行き振り。斤量も前回からマイナス3キロも魅力的だ。他では、近走牡馬相手に安定した成績を残しているラッキーフラワー、前回復調の兆しが見られたエリモアラルマ、まだ奥がありそうなアランロド。穴ではリジョウクラウン。昨年同レースで4着。今回も当時と同じ53キロ。

エーシンサルサ…2走前に続き、前走のサマークイン賞でもハナを奪うことはできなかったが、3コーナーでは余裕の手応えで先頭へ立ち、直線向いてから後続を一気に突き放す走りを披露。2着馬にも1秒1差とまさに大楽勝だった。ここまで5連勝だが、当時は逃げられていることが好走要因かと思っていたが、ここ2戦は番手から楽に抜け出す内容。位置取り云々ではなく、馬自身が覚醒したと見ていいだろう。

ブルースイショウ…これまではスタートからモッサリした反応の繰り返しで、その面を考慮して陣営もスタンド前から仕掛けるロングスパートの形を取らざるを得ない状況だった。しかし、前走は発馬直後から引っかかって行くぐらいの行き振り、道中も無理なく好位に取り付く競馬ができていた。ロングスパートを繰り返していた効果が、ここに来て馬自身のヤル気に繋がってきた感じがする。

ラッキーフラワー…距離が明らかに合っていなかった2走前の820mを除けば、近走はオープン戦で安定した成績を残している。ムラ駆けタイプのイメージが強かった以前を思えば、最近の成績は成長の証と見て取れるだろう。前走も勝ち馬からは大きく離されはしたが、2着馬とは0秒1差。その前走から斤量も2キロ減、恵まれた印象だ。

エリモアラルマ…前走は少頭数で展開に恵まれた感じもあったが、向正面からのマクる脚、勝負どころで置かれながらも直線しぶとく盛り返す辺りに良化を窺わせた。暑さに弱いタイプだが、今年は逆にここへ来て調子を上げてきている様子。今回は斤量も55キロ。重賞2勝馬にとっては恵まれた斤量と言えるだろう。

アランロド…以前の兵庫在籍時は仕掛けてからの反応が遅く、取りこぼしの場面が多かったが、再転入後はズブさを感じさせない。陣営の話では前走も抜け出してソラを使ってしまっていたとか。まだ伸び代はありそうだ。

リジョウクラウン…前走は6着だったが、ラスト3Fはメンバー最速、2着以降とも0秒2の小差だった。2走前の笹針治療も効果が出てきた様子。昨年同レース4着馬だけに侮れない。
 

おすすめ買い目

馬単 9→12 12→9 9→10 10→9 9→3 3→9 9→6 6→9 9→4 4→9

 

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