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前走で大敗を喫した実績上位の２頭・エーシンアクセランとキングスゾーンの巻き返しに期待するが、正直、半信半疑の面は残る。軸としてならマルヨシロワイン、エイシンブイダンスの方が安全かもしれない。パラダイスラビーダも笠松の相手関係ならもう少しは。

エーシンアクセランは復帰後⑨⑥①⑨⑩着。休み明け緒戦の白銀争覇は重賞でもあり仕方ないが、それまで（６４１０）だった東海クラウンも⑥①⑨⑩着だから、まだまだということだろう。こと２走前は1600ｍだったのにスタートひと息で２秒３差⑨着、前走は未勝利の距離とはいえ５秒３差のしんがり負け（⑩着）だ。負けるときはこんなものだが、それにしてもである。今回はキングスゾーンとの兼ね合いがカギに。突っ張るのか、切り替えて２番手か。いずれにしても粘り込みに期待してみたが…。

キングスゾーンは梅見月杯２着でまだまだやれるところを見せたが、前走は思わぬ伏兵に絡まれ控えざるを得ない格好に。それにしても本来ならもうちょっとやれる馬なんだがなあ。やはりこの馬も昨秋のブランク後から、らしさが見られなくなっている。が、陣営は体調面の問題ではないという。ここはエーシンアクセランさえ何とかすれば行き切れる顔ぶれ。エーシンアクセランの出方は何とも言えないが、こちらは何が何でもの構えでいくだろう。そうすれば今の先行有利の馬場を味方に粘り込めるのでは。

前走からしてマルヨシロワインに1900ｍはいいとは言えないが、こなせぬこともない距離である。ここは先行するであろうベテラン２頭が半信半疑だけに、前が止まっておのずと先頭に立つ場面がなきにしもあらず。

エイシンブイダンスの前走はレース中に蹄冠部をぶつけたという。それにあのレースは上がりがかかっているのに後ろから何も差してこないという不思議なレースだった。距離延長は歓迎のはず。巻き返せていい。

パラダイスラビーダの前走は２組とはいえ実質的にはオープンのメンバーがそろっていた。笠松のオープンならもう少しやれてもいいはず。２、３番手が取れれば。