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レース展望・予想
"ニュー・サンデンバロン"初タイトルなるか「名古屋記念」(名古屋競馬)
2018/01/03
1月3日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「第21回名古屋記念(SP1)」(名古屋競馬場1400メートル)
参戦予定だった、断然の本命馬カツゲキキトキトが追い切り後の不安発生で急きょ回避。1強ムードが一転、激戦ムードに変わり、多くの馬にチャンスが生まれた横一線のV争いだ。
近況ノリに乗り、好調さが際立つ◎6 サンデンバロン(牡6、塚田隆男厩舎)の重賞初制覇に期待する。今秋復帰後の5戦で負けを喫したのがカツゲキキトキト、兵庫のトウケイタイガーらダートグレードでも勝ち負けする実力派ぞろいだった10月の地方全国交流重賞・ゴールド争覇の4着だけ。前走こそ先行ライバル不在の構成で逃げ切り勝ちとなったが、他の3勝は控える競馬で抜け出す、“ニュー・サンデンバロン”を再三披露。イダ天レース一本の以前の走りから脱却し、大きく成長している。ここも2、3番手の競馬から早めに抜け出す走りで念願の重賞制覇を仕留めるか。
絶好2枠スタートに入って○2 ホウライマリーン(牝5、藤ケ崎一人厩舎)は自慢の快速スピードがさらに生きてくる。マイル戦だとゴール寸前粘りが甘くなって勝ち切れない走りが少なくないが、1400メートル戦は【8・1・1・5】と抜群の好成績を残す得意の舞台。ロスなく進められる絶好の内枠からのスタート。ペース次第で押し切りも狙えそうだ。
強さとモロさ同居するが、オープン特別での多数の勝ち星実績が光る▲10 ヴェリテ(セン6、竹下太厩舎)も差はわずか。スムーズに流れに乗って運べた時の決め脚に定評がある。もまれにくい外枠スタートは大きくプラスに作用しそうだ。
また、前走でサンデンバロンにわずかハナ差惜敗した地力派、△9 コスモナーダム(牡7、井手上慎一厩舎)に、最内1枠スタートがもろ刃の剣とも言えるが、潜在能力の高い明け4歳の△1 ドリームアロー(牡4、田口輝彦厩舎)も軽視できない。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 6⇔1・2・9・10(8点)
3連単(フォーメーション) 6→1・2・9・10→1・2・9・10 1・2・9・10→6→1・2・9・10(24点)
名古屋記念の出走表はこちら
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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