レース展望・予想

スピードを競うキタサンシーザー、リガスの争い「揖保川特別」（園田競馬）

2017/12/29

29日（金）の園田競馬メイン第10レースにJRA交流「揖保川特別」（JRA500万・地元A1以下、園田競馬場1400メートル）が行われます。

1月28日の3歳未勝利戦（京都ダート1400メートル）で対戦してクビ差の接戦を演じたキタサンシーザー、リガスの再戦です。両馬はスタートからゴールまで競りあっていました。ゴール前に一旦は先頭に立ったリガスをキタサンシーザーが差し返しています。

その◎4 キタサンシーザー（牡3、JRA・目野哲也厩舎）はJRA500万では結果が出ませんでしたが、笠松のJRA交流・恵那峡特別（1400メートル）は好スタートから逃げて、向正面からスパートしたJRA・リバーサイドパーク（現在は南関東B2）にゴール寸前にクビ差だけ捕まって2着惜敗です。オーナーは（有）大野商事で、歌手の北島三郎さんです。交流レースに実績が残る川原正一騎手の手綱は心強いです。

対する○2 リガス（牡3、JRA・池添兼雄厩舎）はキタサンシーザーに惜敗後も未勝利が続きました。前々走に逃げてクビ差で5度目の2着後の前走（小倉ダート1000メートル）で待望の初勝利です。外からスタートを決めましたが、内からハナを切ったサウンドビクトリーの2番手外で折り合いました。直線に入ってから併走、ゴール前に半馬身交わしました。14戦目に初勝利の余勢があり、目下地方全国リーディングジョッキーの下原理騎手が手綱を取ります。

地元勢ではただ1頭のオープン馬▲5 エイシンファイヤー（牡5、坂本和也厩舎）が好位を追走から直線勝負です。A1の3戦は5着が精一杯でしたが、4走前のA2では向正面一気にまくり切ってノブタイザン以下に快勝しています。

2月の園田で3歳未勝利交流・妙見山特別を2番手から抜け出して楽勝している☆10 エーアガイツ（セン3、JRA・高橋亮厩舎）にコース経験の利は大きいです。

A2ですが、堅実駆け△12 ケイアイホクトセイ（セン7、高馬元紘厩舎）が続きます。

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馬単（ボックス）　4・2・5・10・12（20点）
3連単（ボックス）　4・2・5・10（24点）

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（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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