レース展望・予想

逃げる地元トウケイタイガーに期待も激戦必至「兵庫ゴールドトロフィー」(園田競馬)

2017/12/27

27日(水)の園田競馬メイン第10レースに「第17回兵庫ゴールドトロフィーJpnIII」(3歳以上ハンデ、園田競馬場1400メートル)が行われます。

園田競馬では兵庫ジュニアグランプリJpnII、兵庫チャンピオンシップJpnIIとあわせ3つのダートグレードレースが行われています。地方馬の優勝は兵庫ジュニアグランプリが4勝、兵庫チャンピオンシップが2勝(第1回と第2回)していますが、このレースはJRA馬が16連勝中です。

しかし、今年のメンバーなら地方馬が初優勝のチャンスがありそうです。5月の名古屋・かきつばた記念JpnIII(1400メートル)を逃げ切った地元兵庫の◎9 トウケイタイガー(牡6、住吉朝男厩舎)です。2番枠からスタートを決めました。追走する人気のJRA勢を抑え、上がり3ハロン37秒7のレース最速時計を計時して、8番手から追い込んできたタムロミラクルに4馬身差を付ける楽勝でした。その後は地元の地方交流レース園田チャレンジカップ(1400メートル)を逃げ切って重賞4勝目をマークしています。その後は遠征が続いてひと息でしたが、地元コースで変わり身必至です。

JRA勢では、このレース4勝の岩田康誠騎手が選んだのは15年の当レースなどダートグレード3勝○1 レーザーバレット(牡9、JRA・萩原清厩舎)です。岩田騎手は近2走でコンビを組んで4、2着と手の内に入れたはずです。

地方他地区馬の筆頭は近況から▲4 ラブバレット(牡6、岩手・菅原勲厩舎)です。ダートグレードでは3走前に地元の盛岡・クラスターカップJpnIIIでのクビ差2着が最高で、優勝はありません。しかし、前走の笠松グランプリではエイシンヴァラー、トウケイタイガーなどを破っています。

JRA勢の2番手以下よりも地方馬を連争いの上位に置きます。JRAでは6勝のオープン馬で転入初戦にA1を圧勝した☆6 エイシンヴァラー(牡6、新子雅司厩舎)です。前走の笠松グランプリでもラブバレットの2着でトウケイタイガーには先着しています。

スピードのある△10 サイタスリーレッド(牡4、JRA・佐藤正雄厩舎)が続きます。

このレース過去1勝、2着2回でラストランになるJRA・ドリームバレンチノは年齢的な衰えは否めません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(ボックス) 9・1・4・6・10(20点)
3連単(ボックス) 9・1・4・6(24点)

兵庫ゴールドトロフィーの出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬