レース展望・予想

復調見せたキングプライドの勝利なるか「新燃岳特別」（佐賀競馬）

2017/11/23

23日（祝・木）佐賀競馬メイン第12レースは「新燃岳特別」（A1A2級、佐賀競馬場1400メートル）。

◎6 キングプライド（牡5、土井道隆厩舎）は、休養明け初戦だった前々走の小岱山特別（10月26日、1400メートル）では、ダンシングから1秒3差の5着でした。続く前走の周防灘賞（11月11日、1400メートル）は逃げて直線でも先頭をキープし、ゴール直前で3番手から伸びてきたキョウワカイザーに1馬身1/4（コンマ2秒）交わされての2着でしたが、前々走よりレース内容は良化していました。今回はそのキョウワカイザーが不在となり、勝利も十分に狙えそうです。

○7 マサヤ（牡6、東眞市厩舎）は、秋初戦はゴールド争覇（10月27日、名古屋1400メートル）へ遠征し10着の後、周防灘賞では逃げたキングプライドの2番手を進み、キョウワカイザーからコンマ3秒差の3着を確保しています。ここ2走は春から夏にかけての4連勝時より相手関係が強化されていますが、引き続き優勝争いへの参加が期待されます。

▲4 ダンシング（牝5、真島元徳厩舎）は、前走の小岱山特別では逃げたキングプライドの2番手から、4コーナーで同馬を交わすとそのまま押し切って勝利し、A級特別を2連勝しています。A級入り後にキングプライドとは3度対戦し、前走が初先着でしたが、敗れた2戦もともにコンマ7秒差と大きくは離されていませんでした。

△9 アウヤンテプイ（牡8、山田義人厩舎）は、門別からの転入初戦です。東海地区や門別でここまで重賞7勝の実績馬。今年の勝利は4月の1勝のみですが、その後勝ち馬から1秒以内の差で走っているレースもあります。佐賀初戦から十分な警戒が必要でしょう。

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新燃岳特別の出走表はこちら

（文／上妻輝行）


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