レース展望・予想

逃亡なるかヴァリーゲイト「名古屋CCヴァルカン賞」（名古屋競馬）

2017/11/29

11月29日（水）の名古屋競馬メイン第11レースはJRA交流「名古屋CCヴァルカン賞」（A級3a組・中央500万、名古屋競馬場1400メートル）。

いつもより中央勢に手薄な印象があるが、500万クラスの交流戦は常にJRA勢が優勢。今節もその流れが踏襲されるだろうか。

長期ブランク明け初戦だが、高い素質を持つ◎7 ヴァリーゲイト（牡3、JRA・大橋勇樹厩舎）にやはり魅力を感じる。何と言っても中央で新馬勝ちしている実績が燦然と輝く。阪神のダート1400メートルを鮮やかに逃げ切ったように高い先行力を誇り、小回り地方に舞台を移せば、いっそう自慢のスピードが生きてくる。もちろん約7カ月半ぶりの実戦復帰で仕上がり途上面は否めない。しかし直線が日本一短い名古屋コースを味方に、ゴールまで華麗な逃亡劇で一気に突っ走りたい。

安定感上位は○5 ローザルージュ（牝4、JRA・本田優厩舎）。500万条件では2度の入着キャリアがあり、前走の9着も着順ほど負けてはいない。先行力がまずまずあって、地方コース向きのタイプとも言える。手軽な相手に変わった初の地方遠征。連軸という点ではヴァリーゲイトをしのぐ存在とも考えられる。

今夏の金沢3戦をすべて完勝で飾り、その後中央へ移籍した▲9 ゴールドバリオス（牡4、JRA・坂口正則厩舎義）は坂路追い切りで再三、好ラップをマーク。強化したケイコで力をつけており、軽視できない。

近況成績ひと息でもレベル高い南関東地区でトータル3連対している△2 アイファーショコラ（牝3、JRA・作田誠二厩舎）も連争いなら。

地元勢ではひと叩きされた地力派、△10 マイネルカリスト（牡4、田中敏和厩舎）に期待がかかりそうだ。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　7⇔2・5・9・10（8点）
3連単（フォーメーション）　7→2・5・9・10→2・5・9・10　2・5・9・10→7→2・5・9・10（24点）

名古屋CCヴァルカン賞の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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