レース展望・予想

サラヒメが金沢でもスピード発揮「金沢シンデレラカップ」（金沢競馬）

2017/10/17

グランダム・ジャパン2017の2歳シーズン第3戦「第2回金沢シンデレラカップ」（JRA認定2歳牝馬・地方全国交流、金沢競馬場1500メートル）が、10月17日（火）の金沢競馬メイン第11レースで行われます。昨年は地元のヤマミダンスが遠征勢の猛追を振り切って全国区への足掛かりとしましたが、今年は連勝中の頼りになる地元馬は見当たらず、北海道、大井、兵庫からの遠征馬が人気となりそうです。

まず注目を集めるのは北海道の◎1 サラヒメ（角川秀樹厩舎）です。GDJ2歳シーズン第1戦・園田プリンセスカップの覇者で、園田で無敗の人気馬を競り落として3コーナーで先頭に立つと、4コーナーで後続に追いつかれながらも直線に入ると突き放した勝ちっぷりはお見事でした。前に行くダッシュ力があることから内枠に入ったのは有利で、金沢でもスピード発揮が期待できそうです。

同じく北海道の○6 ビジネスライク（田中淳司厩舎）は、門別の1500メートル戦を早め先頭で押し切っていて、同じ距離で争われる今回は有利です。前走門別1600メートルで行われた2歳牝馬重賞のフローラルカップでは追走で後方に置かれながらも5着まで追い上げていて差す脚もあります。コンビを組む吉原寛人騎手は、昨年このレースで同じ厩舎のアンジュジョリーに騎乗して2着に敗れているだけに、今年こその思いは強いはずです。

田中淳司厩舎は2頭出しで▲9 エグジビッツも不気味な存在です。門別の2歳牝馬重賞では中団追走いっぱいのレースが続いていましたが、前走の園田プリンセスカップでは人気薄ながら3着まで詰め寄りました。遠征ならやれる手応えをつかんだだけに、金沢でも警戒は必要です。

大井の△8 アクアレジーナ（福永敏厩舎）は園田プリンセスカップで2番人気に推されましたが、後方追走いっぱい6着でした。今回は小林分場の坂路コースで鍛え直して挑んできており、好位策なら巻き返しがあるかもしれません。

兵庫のエンジェルアイドル（坂本和也厩舎）も乗り込みが強化されており、園田プリンセスカップ5着以上の成績を狙っています。

地元勢では△3 ロンプフェイス（金田一昌厩舎）に期待です。長くいい脚を使えるタイプで、先行激化の流れになるなら出番がありそうです。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単　1→6・9・8・3　6・9→1（6点）
3連単（フォーメーション）　1→6・9・8・3→6・9・8・3　6・9→1→6・9・8・3（18点）

金沢シンデレラカップの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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