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レース展望・予想
JRAウインジェルベーラの重賞初Vに期待「エーデルワイス賞」(門別競馬)
2017/10/12
10月12日(木)の門別競馬第11レースは、「第20回エーデルワイス賞JpnIII」(2歳牝馬、門別競馬場1200メートル)。
昨年までの計19回でJRA勢が10勝、地方勢は9勝(北海道7/岩手1/佐賀1)をマーク。中央と地方が、ほぼ互角に渡り合っている2歳牝馬限定のダートグレード競走だ。が、今年はちょっと、全体的に地元・門別の牝馬のレベルが例年ほどではない印象だ。
そこで中心には、JRA函館2歳ステークスGIII(芝1200メートル)で4コーナー2番手からそのまま2着に踏ん張った◎14 ウインジェルベーラ(JRA・金成貴史厩舎)を採りたい。父アイルハヴアナザーの産駒だが、JRAではデビュー以来3戦すべてが芝レース。前走札幌芝1200メートルのオープン特別・すずらん賞では北海道・リュウノユキナに置き去りの6着に終わったのだが、この時も4コーナー6、7番手からそのまま流れ込んでの結果だった。すなわち典型的なジリ脚タイプで、大して伸びないがバテもしないのが長所と言って良さそう。当日の馬場は雨の影響が残って時計が出やすい、前がなかなか止まらない状態となりそうで、「スピードはあって大して伸びないがバテもしない」ウインジェルベーラには最適なコンディションとなるのではないか。16頭フルゲートの多頭数戦、まだまだ経験の浅い2歳牝馬の多くにとっては、道中まともに砂をかぶったり揉まれたりする競馬は厳しいもののはず。スムーズに押し上げて行ける7枠14番という好枠を引き当てたのも、幸運の証だろう。先行押し切りでの重賞初Vに期待する。
前走まで3戦1勝・2着2回の連対パーフェクトにして、2走前初ダートの新潟1200メートル(未勝利戦)を逃げて7馬身差と圧倒した○6 シャインカメリア(JRA・小野次郎厩舎)が相手本線。
人気を集めるだろうJRA勢を上位に採るということで、あまり点数は広げられない。よって、他に素質・能力上位と見込まれる▲11 グラヴィオーラ(小野望厩舎)、△7 ジュンドリーム(JRA・西村真幸厩舎)、△9 ストロングハート(角川秀樹厩舎)、△1 ラインギャラント(JRA・水野貴広厩舎)、△13 パキラパワー(角川秀樹厩舎)、△15 パートカラー(千葉津代士厩舎)を3連勝式のヒモ穴に指名する。
<おすすめの買い目>
馬単 14→6 6→14(2点)
3連単(フォーメーション) 14・6→14・6→11・7・9・1・13・15(12点)
エーデルワイス賞の出走表はこちら
(文/ひだか)
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