レース展望・予想

トウショウプライドを見直す「唐戸山神事相撲賞」(金沢競馬)

2017/09/19

9月19日(火)に開催される金沢競馬は、第11レースの「唐戸山神事相撲賞」(A1特選、金沢競馬場1500メートル)がメインになります。7頭立ての少頭数になりましたが、夏場に連勝を飾った好調馬もいて、馬券的には面白い一戦になりそうです。

メンバーで唯一重賞を勝っている◎5 トウショウプライド(牡7、佐藤茂厩舎)が貫禄の違いを示します。夏休み明けで挑んだ前走のイヌワシ賞は、積極策に出たグルームアイランドにハナを譲る格好になり2番手からのレースとなりました。しかしタマモネイヴィーも早めに動いたこともあってペースが一気に上がりついて行けず6着に敗れました。2走前に遠征した名古屋の名港盃でも6着と、百万石賞制覇後はややリズムを崩していますが、地元条件戦なら見直しは十分可能です。後半の古馬重賞路線に弾みをつけるためにもここをしっかり巻き返したいところです。

○6 オイヌサマ(牡4、鈴木正也厩舎)は前走のA1級二組でメイジンの2番手を追走し、直線でいっぱいになりながらも4着に踏ん張りました。距離が短くなるのは歓迎で、発馬を決めて先手を奪うことができれば、トウショウプライドが相手でも際どいレースに持ち込めそうです。

▲7 タツミリュウ(牡9、加藤和義厩舎)も逃げれば強さを発揮します。特に前走は後続を6馬身も離して押し切る強い内容で、ピーク時を思わせるスピードでした。外枠でも先手争いを制すことができるなら粘り込みがあります。

△3 メイカーズムービー(セン4、黒木豊厩舎)もA2級で2連勝中と充実ぶりがうかがえます。相手は強くなりましたが、逃げ一辺倒のタイプではないだけに、先手争いが激しくなるなら浮上するシーンもありそうです。メイカーズムービーに競り勝っている△4 スガノランバダ(牝4、金田一昌厩舎)も逃げたいタイプですが短距離戦なら侮れない存在です。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 5⇔6・7・3・4(8点)
3連単(フォーメーション) 5→6・7・3・4→6・7・3・4 6・7・3・4→5→6・7・3・4(24点)

唐戸山神事相撲賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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