レース展望・予想

底を見せないウインドエスカリエ「サファイア賞」（金沢競馬）

2017/09/03

9月3日（日）に開催される金沢競馬は、第11レースで争われる、2歳馬による「サファイア賞」（金沢競馬場1400メートル）がメインとなります。今季初めてのJRA認定競走で、6月からの2歳戦を勝ち抜いてきた好メンバーがそろいました。

◎9 ウインドエスカリエ（牝、野田幸雄厩舎）は今年の新馬戦勝ち1号馬で、2走前に逃げた馬にまんまと押し切られ2着に敗れた以外は、ここまで4戦3勝、2着1回とまだ底を見せていません。中央でも新馬勝ちが出て話題になっている新種牡馬ストロングリターン産駒で、今回も好位外めから追走できれば、直線抜け出しは可能です。

○4 クロスアヴェニュー（牝、金田一昌厩舎）はキャリア2戦と今回のメンバーでは浅い方ですが、新馬戦を後続を3馬身離して圧逃すると、距離が延びた前走も果敢に逃げてクビ差の2着に粘りました。いきなりの1400メートル戦で最後まで踏ん張れたのは収穫で、今回も先手争いを制すことができれば、際どい勝負に持ち込めそうです。

▲2 カトリーヌエミュー（牝、高橋道雄厩舎）はデビュー戦から2着が続いていましたが、前走クロスアヴェニューに競り勝って待望の初白星を飾りました。勝ちタイムも優秀で自信を付けてきた今の状態なら、ウインドエスカリエとの差を縮められるかもしれません。

前走準重賞のくろゆり賞を圧逃した△7 シオジスター（牝、金田一昌厩舎）も逃げれば強さを発揮するタイプで侮れません。前走内枠でもまれてしまい力を発揮できなかった△8 ロンプフェイス（牝、金田一昌厩舎）も、外枠に入った今回は見直しが必要です。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　9⇔4・2・7・8（8点）
3連単（フォーメーション）　9→4・2・7・8→4・2・7・8　4・2・7・8→9→4・2・7・8（24点）

サファイア賞の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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