レース展望・予想

はまなす賞2着コウシュハサマーに期待「フォーマルハウト特別」（ばんえい帯広競馬）

2017/09/09

9月9日（土）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「フォーマルハウト特別」（B1級-1・2組決勝）が行われます。

前半戦のB1級-1組予選からは1着コウシュハサマー、2着ヤマトテンリュウ、3着ユウトウセイ（牡7、大友栄人）他2頭、B1級-2組予選からは2着オホーツクノタカラ、3着ブラックテーオー、4着タカラシップ、5着タフガイの両予選上位9頭です。2鞍の比較では、出走9頭中3、4歳馬が7頭と多く、速い流れで勝ち時計1分31秒7の1組勢の力量上位は明白。ここも主流をなしそうです。

◎7 コウシュハサマー（牝3、岡田定一厩舎）660キロを本命に推します。1組予選1着を含め、メンバー中最多の今季7勝を挙げている快速3歳牝馬です。ばんえい大賞典3着で、2走前の3・4歳混合重賞はまなす賞2着は3歳馬での成績だけに、このメンバーに入ると大威張りできる実績です。今回もメンバー中で最軽量660キロでの出走は恵まれた重量と言えます。馬場はやや重めですが忙しい時計の競馬よりも、道中息が入った方が持ち前の差し脚が生きるタイプです。

○8 ヤマトテンリュウ（牡4、西弘美厩舎）685キロが対抗です。馬場状態に左右されないのが一番の強みの好調馬。1組予選では逃げるサクラダイチ、メジロゴーリキに遅れず追走。障害はサクラダイチに続いて2番手で切り、直線で1着コウシュハサマーとの叩き合いになりましたが、競り負け1秒5の僅差2着は健闘と言えます。

▲9 オホーツクノタカラ（牡7、大友栄人厩舎）690キロが3番手です。B2級平場戦を2連勝してB1級に昇級。2戦目の2組予選では、スタートダッシュが悪く出遅れ気味はお約束ですが、道中で先行集団に追いつき、障害も3番手。逃げるタカラシップを直線でとらえてフナノクンの2着でした。今回はフナノクンが不在だけに出番もありそうです。

△1 ブラックテーオー（牡5、服部義幸厩舎）690キロは2組予選では勝ち馬とは1秒0の僅差3着。ゴール直前で失速しましたが、内容は見せ場十分でした。圏内にいる1頭です。

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3連単（フォーメーション）　7→8→9・1・3（3点）

フォーマルハウト特別の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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