レース展望・予想

クイーンマンボ女王への道「ブリーダーズゴールドカップ」(門別競馬)

2017/08/17

8月17日(木)の門別競馬メイン第11レースは、「第29回ブリーダーズゴールドカップJpnIII」(3歳以上牝馬、門別競馬場2000メートル)。

2015チャンピオンズカップGI制覇を最後に現役を去った元女王・サンビスタ(JRA)。2014年夏、このブリーダーズゴールドカップJpnIIIで断然人気のワイルドフラッパーを破って重賞初制覇を飾ると、そこから女王への道を一気に駆け上がり、重賞6勝(うちGI/JpnI・2勝)を挙げた「砂の女傑」だった。その元女王より2年も早く、同じ道を駆け上がることになるのかもしれないのが◎5 クイーンマンボ(牝3、JRA・角居勝彦厩舎)だ。前走・関東オークスJpnIIを早々3コーナー先頭から後続をまったく寄せ付けない圧巻の走りで、2着を0秒9も引き離す完勝。重賞初Vを遂げたのだが、その2着馬アンジュデジールは次走同じ川崎の古馬混合重賞スパーキングレディーカップJpnIIIをインから突き抜けて快勝してみせた。今年の3歳牝馬、特にダート路線は非常にハイレベルの可能性があり、このブリーダーズゴールドカップでクイーンマンボが並み居る古馬勢を一蹴してしまうようなら、その現実が広くファン層に認識されることになるのだろう。2走前、兵庫チャンピオンシップJpnIIで先着を許したJRA・タガノディグオは、次走のジャパンダートダービーJpnIでも優勝馬ヒガシウィルウィンに迫っての3着。兵庫チャンピオンシップのレースレベルが低くなかったことの証で、この時期の3歳牝馬には少し酷な気がする55キロを背負っても、名手C.ルメール騎手のエスコートで重賞2連勝のゴールに飛び込む可能性が高いとみる。

デビューの地・門別ダートは8戦5勝、一度も馬券圏内を外していない○8 タイニーダンサー(牝4、JRA・伊藤圭三厩舎)がまずは相手本線。他のJRA勢は、重賞2勝馬ワンミリオンスの回避もあってそれほど高くない。2着に食い込める可能性を感じさせるのは地元・門別で重賞2連勝中の▲6 ジュエルクイーン(牝5、田中正二厩舎)くらい。

△1 オージャイト(牝4、JRA・加藤征弘厩舎)、△2 ジュンアイノキミ(牝3、米川昇厩舎)、△4 スルターナ(牝5、JRA・昆貢厩舎)は3連勝式のヒモ穴で押さえる。昨年の3着馬、今季門別に移籍してきたビービーバーレルは、どうも本調子に戻っているようには感じられず、今回は圏外の可能性が高いとジャッジした。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 5→8・6(2点)
3連単(フォーメーション) 5→8・6→8・6・1・2・4(8点)

ブリーダーズゴールドカップの出走表はこちら

(文/ひだか)


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