レース展望・予想

圧巻の4連勝サイタスリーレッド中心「クラスターカップ」（盛岡競馬）

2017/08/15

15日（火）の盛岡競馬メイン第10レースは岩手で今シーズン第二弾のダートグレード「第22回クラスターカップJpnIII」（盛岡競馬場ダート1200メートル）。

◎9 サイタスリーレッド（牡4、JRA・佐藤正雄厩舎）はダート路線に変更後、圧巻の4連勝。一戦ごとに相手が強化されながら、オープンもあっさり突破しました。レースぶりも文句なし。砂をかぶっても問題にせず、直線の反応が実にシャープ。派手さはありませんが、いずれも完勝といっていい内容でした。今回が重賞初挑戦。地方ダートも未経験ですが、絶対能力でカバー。秋の東京盃JpnII、JBCスプリントJpnIへの出走権を獲得するため、陣営も力が入っているはず。期待が高まります。

○6 ショコラブラン（牡5、JRA・浅見秀一厩舎）はデビューからダート路線を歩み、6勝2着8回。4着以下に敗れたのはわずか4度と抜群の安定感を誇っています。かきつばた記念JpnIIIは地方ダートに戸惑った感があり3着。北海道スプリントカップJpnIIIはレコード決着で2着も仕方なし。今度こそタイトル奪取に燃えています。

▲13 ラブバレット（牡6、菅原勲厩舎）は昨年、ダノンレジェンドに真っ向勝負を挑み、直線突き放されましたが3着。4コーナーまで馬体をビッシリ併せ、見せ場を作りました。抜けた馬が不在の今回、自分の競馬に持ち込めればチャンスがあるかも。

△1 ブルドッグボス（牡5、浦和・小久保智厩舎）は昨年、ラブバレットに先着2着。休み明けを叩かれて照準をピタリと合わせました。

△14 キクノストーム（牡8、JRA・吉田直弘厩舎）は骨折明けから3戦目と走り頃。過去実績でリードも明らかです。

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馬単　9→6・13・1・14　6→9（5点）
3連単（フォーメーション）　6・9→1・6・9・13→1・6・9・13・14（18点）

クラスターカップの出走表はこちら

（文／松尾康司）


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