レース展望・予想

強力南関東2頭を迎え撃つ地元勢「読売レディス杯」(金沢競馬)

2017/08/08

グランダム・ジャパン2017古馬シーズン第4戦「第35回読売レディス杯」(3歳以上牝馬・地方全国交流、金沢競馬場1500メートル)が、8月8日(火)の金沢競馬メイン第11レースで行われます。今年は南関東から参戦してきた2頭が強力で、地元勢がどう迎え撃つかの構図になります。

まず人気になるのは大井の◎1 プリンセスバリュー(牝7、村上頼章厩舎)です。前走は園田で行われたシリーズ第3戦の兵庫サマークイーン賞に遠征し、逃げたディアマルコを2番手から追走してそのまま2着に粘り込みました。ディアマルコのスピードにはかないませんでしたが、南関東の牝馬重賞常連馬がグランダム・ジャパンでもやれる手応えをつかみました。金沢に遠征してくるのは当然勝ち星を意識してのもので、引き続き吉原寛人騎手とのコンビは心強いです。最内枠からダッシュを決めて先手を奪ってしまえば、逃げ馬有利な今の金沢コースの馬場状態なら押し切りは十分に狙えます。

もう一頭は浦和の○5 スターインパルス(牝3、小久保智厩舎)です。南関東牝馬クラシック一冠目の浦和・桜花賞を鮮やかな逃げ切りで制しました。その後は距離条件が合うレースがなく放牧に出されましたが、しっかり乗り込まれて精神面でも成長しているということです。約4カ月半ぶりの休み明けで割り引きましたが、プリンセスバリューから先手を奪い主導権を握ってしまえば、1500メートル戦なら後続を振り切っても不思議ではありません。

迎え撃つ地元勢では▲6 ミスアバンセ(牝5、加藤和義厩舎)に期待です。このレースへのトライアルとなる前走のクイーン特別では、好位抜け出しの正攻法できっちり勝って人気に応えました。メンバー強化となりましたが、自信を取り戻した今の状態なら南関東勢に食い下がってくれそうです。

佐賀ヴィーナスカップでも崩れなかった地元の△3 ナツ(牝4、中川雅之厩舎)や、中央在籍時にJRA条件交流で金沢コースを経験している高知のヤマニンミネルバ(牝5、目迫大輔厩舎)も展開次第で連争いに絡んできそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 1→5・6・3 5・6→1(5点)
3連単(フォーメーション) 1→5・6・3→5・6・3・4 5・6→1→5・6・3・4(15点)

読売レディス杯の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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