レース展望・予想

時計の競馬でもニュータカラコマ「サマーカップ」（ばんえい帯広競馬）

2017/07/29

7月29日（土）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「オッズパーク賞サマーカップ」（オープン）が行われます。

登録があったコウシュハウンカイ、マルミゴウカイの2頭が出走を回避したため、6頭の少頭数での戦いとなります。メンバー中に北斗賞組が1着ニュータカラコマ、3着フジダイビクトリー他3頭と多く、ほぼ再戦と言えます。十勝地方の週末は天気が崩れる予報で、重量も軽く時計の競馬になりそうです。

◎6 ニュータカラコマ（牡9、尾ケ瀬富雄厩舎）725キロを本命に推します。北斗賞2連覇を達成した実力馬です。今季7戦して3勝、3着3回、5着1回の好成績を挙げています。高重量の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯3着、旭川記念3着、北斗賞1着だけでなく、負担重量が軽い特別戦のスタリオンカップ1着、ミントスポット杯1着など、時計の競馬にも十分に対応できる、パワーとスピードをバランスよく兼ね備えているのが強みと言えます。今回は軽量牝馬セイコークインとは35キロ差がありますが、今の勢いなら、北斗賞に続き2連勝が期待できます。

○2 トレジャーハンター（牡10、金田勇厩舎）710キロが対抗です。6頭中で唯一異なる路線、こと座特別3着からの出走。今季は6戦して1勝の成績ですが、10歳となってもスタートから果敢に先行し、障害力にも衰えは見られません。重量の710キロは歓迎で、濡れた砂での競馬を得意とする実力馬です。

▲4 セイコークイン（牝7、岡田定一厩舎）690キロが3番手です。現役の牝馬で屈指のスピード馬ですが、流石に牡馬相手のオープン戦になると家賃が高く勝ちきれません。今季2勝も条件馬が相手の特別戦で挙げたものですが、今回の690キロなら差し脚が生きる展開で、大駆けもありそうです。

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馬単　6→2・4・3（3点）
3連単（フォーメーション）　6→2→4・3（2点）

オッズパーク賞サマーカップの出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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