レース展望・予想

ピオネロが他馬に一歩リードか「マーキュリーカップ」(盛岡競馬)

2017/07/17

17日(祝・月)の盛岡競馬メイン第9レースは「第21回マーキュリーカップJpnIII」(3歳以上オープン、盛岡競馬場ダート2000メートル)。

◎3 ピオネロ(牡6、JRA・松永幹夫厩舎)はマーキュリーカップJpnIIIへ直結する平安ステークスGIIIで4着。ほかにシリウスステークスGIIIはマスクゾロの2着、前々走・名古屋大賞典JpnIIIはケイティブレイブの2着。順調度、ローテーションの点で他馬へのリードは明らかです。メンバーにも恵まれており、最有力候補と見るのが妥当でしょう。

○2 ミツバ(牡5、JRA・加用正厩舎)は2010年の覇者カネヒキリの産駒。4歳夏に本格化してきてから9戦5勝と固め打ちを決めています。ブリリアントステークス1着からのマーキュリーカップはかつての必勝パターン。地方ダートも川崎記念JpnI4着なら問題ないと判断していいはずです。しかも今回はダート2000メートルが舞台。近走の勝ち星は2100メートルで2勝、2000メートルで1勝。父仔制覇に向けてまい進します。

▲5 クリノスターオー(牡7、JRA・高橋義忠厩舎)は平安ステークスGIIIで14着に沈みましたが、早目に失速し戦意喪失した印象を受けました。韓国からの帰国初戦だったのに加え、8ヵ月ぶりの実戦だったのも影響したかもしれません。しかし、その一戦を叩かれて上昇は必至。過去、ダートグレードは3勝2着5回。コリアカップでも2着と実績は断然。アッサリ首位まで十分考えられます。当日の気配に注意を払いたいところです。

△10 ディアデルレイ(牡6、JRA・牧光二厩舎)はオアシスステークスこそ凡走しましたが、マーチステークスGIII2着なら巻き返しても不思議ではありません。

△6 ドリームキラリ(牡5、JRA・矢作芳人厩舎)は連闘ですが、逃げの手に出れば怖さは十分。

△14 ドラゴンエアル(牡6、北海道・田中淳司厩舎)は前走1着で復活しています。


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馬単(マルチ)3⇔2・5 3→6・10 (6点)
3連単(フォーメーション)2・3→2・3・5→2・3・5・6・10(12点)

マーキュリーカップの出走表はこちら

(文/松尾康司)


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