レース展望・予想

激戦模様もマヤノカデンツァの変わり身に期待「名港盃」(名古屋競馬)

2017/07/17

7月17日(祝・月)の名古屋競馬メイン第11レースは「第21回名港盃(SP2)」(3歳以上オープン、名古屋競馬場1900メートル)。

北陸・東海・近畿の3地区交流重賞に12頭がフルゲートで激突。力量差わずかでどの馬にもチャンスがある激戦だが、久々をひと叩きした◎11 マヤノカデンツァ(牡8、川西毅厩舎)の変身劇を狙いたい。中央時代に1000万下特別(16年7月函館ダート1700メートル)勝ちのある実績派で、今春東海に転入後の成績は【2・0・1・1】。負けた2戦は、道中のリズムを欠いた重賞オグリキャップ記念(6着)と、甘いスタートが響いた復帰戦の前走(3着)。ともに明確な敗因があり、末脚勝負に持ち込んだ時のシャープな決め脚は折り紙付きだ。マイル戦の前走からゆったり流れる1900メートル戦への距離延長は末脚自慢の馬にとって大きなプラス材料。なにより3か月ぶり実戦をひと叩きした上積みも見込める。実績馬の変わり身に期待がもてる。

昨今の交流重賞で幅を利かせ続けるのが兵庫勢。先週13日の笠松サマーカップでも圧倒的な強さで園田2頭でワンツーフィニッシュを飾った。当然、○7 エイシンニシパ(牡4、兵庫・橋本忠明厩舎)、▲3 ウインオベロン(牡5、兵庫・盛本信春厩舎)も勝ち負けに欠かせない。とくにエイシンニシパは重賞3勝馬。前走のオープン特別を鮮やかな快勝で仕留め、上り調子でもある。レベルの高い地区で強敵相手にもまれてきた強みでアッサリVは十分。

2月の重賞・梅見月杯(2着)以来のレースになる△8 コスモナーダム(牡6、井手上慎一厩舎)は、上々の追い切りを消化し、臨戦態勢もほぼ整った。ブランクの大きい復帰戦だが、しぶとい走りには定評がある。勝ちまではどうかわからないが、軽視できない地力派だ。

重賞初挑戦も新興勢力の上り馬、△2 バイザスコット(牡5、角田輝也厩舎)の勢いにも注意したい。


<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ)11⇔2・3・7・8(8点)
3連単(フォーメーション)11→2・3・7・8→2・3・7・8  2・3・7・8→11→2・3・7・8(24点)

名港盃の出走表はこちら


(文/中部地方競馬記者クラブ)


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