レース展望・予想

先手必勝タカラブネクイーン「燈籠山祭り特別」（金沢競馬）

2017/07/16

7月16日（日）に開催される金沢競馬のメインレースは、第11レースの「燈籠山祭り特別」（A2級二組、金沢競馬場1400メートル）になります。

8戦連続連対中の上がり馬◎6 タカラブネクイーン（牝4、佐藤茂厩舎）が初のA級入りでもスピードが通用するか注目されます。軽快なスピードを武器に、2連勝した昨年12月から冬休みを挟んで今季は6戦してまだ連対を外していません。B1級だった前走もハナを奪うと2コーナーからどんどん後続を引き離して、終わってみれば2着馬を6馬身も引き離す圧逃劇でした。A級に昇級となりましたが、1400メートル戦なら持ち前のスピードで押し切れるだけに、今回も先手を奪ってペースを握りたいところです。

○8 トウショウアパッチ（牡4、佐藤茂厩舎）は挫跖（ざせき）で前回急きょ出走取消しましたが、休みなく乗り込まれていて仕上がり面には不安はありません。5月の笠松遠征で7着に敗れてしまいましたが、その後は逃げて連続連対中と再びリズムを取り戻しています。タカラブネクイーンとの先手争いがポイントとなりますが、好位からのレースも可能なだけに、2番手から追随して直線抜け出すチャンスをうかがいます。

前走このクラスで3着に踏ん張った▲2 ウエスタンソレイユ（牡5、菅原欣也厩舎）もスピード面でヒケはとりません。ただ昨年も暑い時期は苦戦しており、急に気温が高くなった影響が心配されます。内枠から先行してどこまで粘り込めるかになります。
※2番ウエスタンソレイユは出走取消となりました。

B1級で11カ月ぶりに白星を飾って自信を取り戻した△4 チャームドライフ（牡10、黒木豊厩舎）や、このクラスで連続3着に追い上げている△9 リッシンハレルヤ（牡5、吉井敏雄厩舎）も前崩れの展開なれば出番がありそうです。

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馬単　6→8・2・4・9　8・2→6（6点）
3連単（フォーメーション）　6→8・2・4・9→8・2・4・9　8・2→6→8・2・4・9（18点）

燈籠山祭り特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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