レース展望・予想

スピード上位トウショウフリーク巻き返すか「恋路火祭り特別」（金沢競馬）

2017/07/11

7月11日（火）に開催される金沢競馬のメインレースは、第11レースの「恋路火祭り特別」（A1級一組、金沢競馬場1700メートル）です。

百万石賞でまさかの大敗を喫した◎5 トウショウフリーク（牡10、佐藤茂厩舎）が巻き返しを狙います。ダートグレード競走でも連対していた実績から前走の百万石賞では注目を集めましたが、逃げたメイジンに外から絡んで行きオーバーペースになってしまい、2周目向正面で力尽きてしまいました。その後1カ月間レース間隔が空きましたが、直前の追い切りでは引き続きスピード感溢れる動きを見せていて大敗したショックは感じられません。今回の顔ぶれならスピードの違いは明らかで、これから白山大賞典JpnIIIまで連戦で続く交流重賞へ向かうためにも、しっかり押し切ってリズムを取り戻しておきたいです。

○6 マイネルリボーン（牡7、高橋俊之厩舎）は前走の百万石賞で後方からの追走になりながらも、直線良く伸びて4着まで追い上げてきました。連対には届きませんでしたが、やはりシャープな末脚は目を引きました。次走は名古屋の名港盃を予定していて遠征に弾みをつけるためにも、少頭数のここで好レースを演じたいところです。

▲3 トニーポケット（牡8、佐藤茂厩舎）は前走の百万石賞で内から脚を伸ばして3着に食い込む健闘を見せました。昨年2600メートルの北國王冠を勝っているように2000メートル以上の長い距離に定評はありますが、最近は1500メートル戦でも連続で3着に詰め寄っています。1700メートル戦にまだ連対実績はありませんが、今回も堅実な差し脚を見せてくれそうです。

前回のA1級二組で差し切り勝ちを決めて今季3勝と好調な△2 クランキングアップ（セン6、中川雅之厩舎）や、中央3勝の実績ある△1 トゥヴァビエン（牡7、佐藤茂厩舎）も、次位争いがもつれるなら浮上するチャンスがありそうです。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単　5→6・3・2・1　6・3→5（6点）
3連単（フォーメーション）　5→6・3・2・1→6・3・2・1　6・3→5→6・3・2・1（18点）

恋路火祭り特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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