レース展望・予想

アネラノヘアがB2なら久々でも負けられない「大日本プロレスカップ」(園田競馬)

2017/07/07

7日(金)の園田競馬メイン第11レースに「大日本プロレスカップ」(B2、園田競馬場1400メートル)が行われます。

1月末以来ですが◎4 アネラノヘア(牝6、新子雅司厩舎)が3勝をマークしているB2なら負けられません。6月20日の能力検査では前走とはプラス25キロの馬体重でしたが、馬なりの逃げ切りで1分32秒5をマーク。その後の調整、乗り込みなどで馬体が絞れて本番を迎えそうです。15年1月から3月の兵庫所属時はC2、C2、C1と3連勝してJRAに帰りました。500万では浦和でのJRA条件交流戦で2着惜敗が残っています。そして、昨年6月から園田に再転厩です。B2を連勝しましたが、3戦目のB1でケンキャクハーバー(現A1)の3着と園田で初めての敗戦後に5カ月の休みを取り今年1月から復帰しました。B2、B1と連勝したレース後に軽い鼻出血のため、またまた休養して、今回も約5カ月ぶりです。前述したようにB2が相手で、能検の内容から好位抜け出しで、園田の通算8勝目(3着1回)が濃厚です。

馬券的な興味は相手探しに絞られます。JRA3勝馬○12 アグネスハビット(牡8、吉行龍穂厩舎)を筆頭に置きます。転入直後のA2からB2まで降級しました。昨年9月にA2で3着だったときの田中学騎手が今回は鞍上です。前々走は結果は8着でしたが、ハナを切りました。逃げ馬が不在のメンバー構成だけに大外枠からスタートを決めて主導権を奪うと馬場も味方して粘り込むシーンもありそうです。

堅実差しでA2勝ちのある▲3 ホクセツプリンス(牡6、荒山義則厩舎)、JRAから再転入後を1走した☆11 トップターゲット(セン4、柏原誠路厩舎)、前走B2を鋭い末脚で差し切った△8 ゴールドアスール(牝6、松浦聡志厩舎)と2番手から抜け出した△2 ゴッドバローズ(セン5、田村彰啓厩舎)のクラス据え置き両馬などが続きます。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(ボックス) 4・12・3・11(12点)
3連単(1軸流し) 4→12・3・11・8・2(20点)

大日本プロレスカップの出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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