レース展望・予想

初のA級特別でもリョーシンヒナタに期待「ハイビスカス特別」（名古屋競馬）

2017/07/20

7月20日（木）の名古屋競馬メイン第11レースは「ハイビスカス特別」（A級3a組、名古屋競馬場1600メートル）。

中央から昨秋転入後、【10・7・2・0】と当地19戦すべてでファンの馬券に貢献し続ける超安定勢力の◎2 リョーシンヒナタ（牝4、塚田隆男厩舎）が当然、中心だ。6月にA級昇級後も2、2、1着。高い先行力に、しぶとい末の粘りを発揮し、前走5組ではハイペースの流れを早めに先頭に立つ積極レースで待望のA級初勝利を飾った。コレと言って強敵不在のメンバー構成でもある。初めてのA級特別参戦だが、セールスポイントの安定した先行力は、期待感が上回る。

3走前の6月5組で、わずかハナ差だったがリョーシンヒナタを捕らえて勝利を飾ったのが○4 メモリードルマン（牝5、塚田隆男厩舎）。強さとモロさが同居するムラ駆けタイプだが、スムーズにレースを運べた時のシャープなキレに定評がある地力派だ。前走は短距離1400メートル戦でしかもひと息のスタートとなり、最後方からの競馬が影響していた。距離延長も味方に再度、差し切りを狙う。

控える競馬もこなせる▲7 カフジイーグル（牡5、原口次夫厩舎）は当地8勝のうち、6勝が逃げ切り劇。A級昇級後、2着に逃げ粘った2走前もハナを制し、主導権を握っていた。内に高い先行力を持つリョーシンヒナタがいるだけに、マイル戦では不利と言われる外枠から先制できるかがポイントになる。

A級昇級後はB級時と違って掲示板確保が精いっぱいだが、直線では確実に伸びてくる△6 メイショウコルシカ（牡5、地辺幸一厩舎）も3連単候補なら。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　2⇔4・7（4点）
3連単（フォーメーション）　2→4・7→4・6・7　4・7→2→4・6・7（8点）

ハイビスカス特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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