レース展望・予想

メイジンのスピード上位は明らか「スプリント特別」（金沢競馬）

2017/06/27

6月27日（火）に行われる金沢競馬のメインレースは、第11レースの「スプリント特別」（オープン、金沢競馬場1400メートル）です。勝ち馬には7月25日に行われる「金沢スプリントカップ」（北陸・東海・近畿交流、1400メートル）への優先出走権が与えられます。

6頭立ての少頭数になりましたが、金沢に来てまだ連対を外していない◎5 メイジン（牡6、金田一昌厩舎）が盛り上げてくれそうです。5連勝で挑んだ前走の百万石賞は、スタートからトウショウフリークと先手争い繰り広げる厳しい流れとなりましたが、2周目向正面で競り落として、4コーナーは先頭で回りました。しかし直線半ばで力尽きてしまい4番手から追い上げてきたトウショウプライドに捕まってしまいましたが、脚色いっぱいになりながらも2着を確保した結果に底知れぬ強さを感じました。幸いにも長丁場を使ったダメージは見られず、前走並みに追い切りは動いています。1400メートル戦は初めてとなりますが、一枚落ちのこの顔ぶれならスピードの違いは明らかです。

○6 ナリタノヘア（牝5、高橋道雄厩舎）は前走の百万石賞は好位追走いっぱいの8着に敗れましたが、2走前のA1級二組で逃げたヒカルカミヒコーキを差し切った勝ちっぷりから2着争いの筆頭です。中央500万下から転入してきて4戦目とまだ底を見せておらず、未勝利脱出が1400メートル戦だっただけに今回は巻き返しが期待されます。

▲4 アイナ（牝5、中川雅之厩舎）も前走の百万石賞では後方から追い上げて7着がいっぱいでしたが、距離が短くなる今回は見直せます。今季はオープンでの戦いを強いられ苦戦が続いていますが、少頭数のここで復調のきっかけをつかんでおきたいところです。

転入からまだ目立った活躍が出来ていない△2 トゥヴァビエン（牡7、佐藤茂厩舎）や△3 ウインプリマ（牝4、鈴木長次厩舎）も、何とか上位争いを演じて金沢でもやれることをアピールしたいです。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単　5→6・4・2・3（4点）
3連単（1軸流し）　5→6・4・2・3（12点）

スプリント特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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