レース展望・予想

快速先行サンデンバロンが中心「名古屋でら馬スプリント」（名古屋競馬）

2017/06/20

6月20日（火）の名古屋競馬メイン第11レースは「第7回名古屋でら馬スプリント（SP1）」（名古屋競馬場800メートル）。

東海地区で唯一、超短距離800メートルで行われる北陸・東海の3地区交流重賞に、遠征馬3頭を含む9頭がスタンバイ。電撃4ハロン戦とあって、名うてのスピード自慢が当然のように集まり、どこからでも狙える大激戦模様。中心視は東海きっての快速先行馬、◎8 サンデンバロン（牡5、塚田隆男厩舎）だ。中央時代は未勝利に終わったが、東海転入後は【15・4・0・2】。主導権を握って逃げたケースに限れば18戦15勝、2着3回。依然としてパーフェクト連対を誇るイダ天ホース。ここにきて準オープンをともに逃げ切り完勝中。近況ムードも悪くない。中央時代を含め、初めての4ハロン戦になるが、スタートを決めて先制すれば、自慢の快速スピードでゴールまで一気に突っ走りそうだ。

しかし、逆転候補も少なくない。距離は1400メートル戦だったが○4 レディエントブルー（牝4、今津勝之厩舎）は、事実、3月のオープン特別（2着）でサンデンバロン（4着）を完封している。サンデンバロンのスタートがイマイチで、一方、レディエントブルーは内枠を生かして有利に先制したのもあったが、ハイピッチの流れを豪快に押し切った走りはインパクトもあった。ひと息入った前走をひと叩きされたのも上積み材料。サンデンバロン相手に再現シーンを目指す。

遠征勢では▲2 エトワールドロゼ（牝6、金沢・金田一昌厩舎）に魅力。今年復帰後は3戦とも2着に終わるが、いずれもオープンなら仕方なし。名古屋コースは久々だが秋桜賞（2015年9月・2着）で経験があり、何より重賞ウイナーの地力派でもある。軽視できない。

最内の1枠スタートがもろ刃の剣になりそうだが、連覇を狙う短距離巧者の△1 ハナノパレード（牝5、迫田清美厩舎）に、潜在能力の高い△6 ハイジャ（牡4、笠松・井上孝彦厩舎）も一発の力を秘めている。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　8⇔1・2・4・6（8点）
3連単（フォーメーション）　8→1・2・4・6→1・2・4・6　1・2・4・6→8→1・2・4・6（24点）

名古屋でら馬スプリントの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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