レース展望・予想

相手強化もサカノテツワンが中心「鹿追町競馬会杯」（ばんえい帯広競馬）

2017/06/10

6月10日（土）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「鹿追町競馬会杯」（A2級-1組混合）が行われます。

大雪賞8着シンザンボーイ、9着カゲホウトウ、スタリオンカップ6着フェアリードール、オープン・A1級-2組戦3着ハクタイホウ、5着コウリキ（牡5、久田守厩舎）、旭岳特別10着フクドリ、同レースと2走使いのA2・B1級決勝混合戦1着サカノテツワン、3着タキニシサンデー（牝5、岩本利春厩舎）に、すずらん賞のあとひと息入れたツルイテンリュウなど異なる路線からの9頭立てですが、今季5勝馬のサカノテツワンと今季初戦の前走3着のハクタイホウ以外は近走精彩を欠いている馬が多いのが特徴と言えます。

◎9 サカノテツワン（牡8、田上忠夫厩舎）675キロを本命に推します。今季6戦して5勝、3着1回の好成績を挙げています。A2級からB1級への降級馬で、相手が格下だけに恵まれていますが、1勝目がカネゾウに2秒9、2勝目がカツオーカンに0秒9、3勝目がフクトクに0秒9、4勝目がシンザンボーイに0秒8、唯一の3着がカネゾウの6秒1で、前走5勝目がフクトクに0秒3差と毎回僅差ですが、直線差し切っての1着は勝負強さの証です。今回は相手も強化していますが、今の勢いならスピードで押し切りそうです。

○3 ハクタイホウ（牡6、久田守厩舎）680キロが対抗です。今季初出走のオープン・A1級-2組戦では、逃げるサクラリュウと直線で叩き合い、1秒5差の3着と惜敗しています。久々のレースとしては先行力と障害の掛かりは見せ場十分と言えます。今回は叩き2走目で軽めの馬場も味方してくれそうです。

▲6 カゲホウトウ（牡6、服部義幸厩舎）680キロが3番手。近2走は8、9着ですが、今季5戦して1勝、2着2回の成績。ここ2走の惨敗は対戦相手がオレノココロ、センゴクエースらオープン馬と、敗因もはっきりしています。

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馬単　9→3・6・2・4（4点）
3連単（フォーメーション）　9→3→6・2・4（3点）

鹿追町競馬会杯の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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