レース展望・予想

ドリームズライン二冠制覇へ「東海ダービー」(名古屋競馬)

2017/06/06

6月6日(火)の名古屋競馬メイン第11レースは、ダービーシリーズ2017「第47回東海ダービー(SP1)」(3歳、名古屋競馬場1900メートル)。

フルゲート12頭のうち、重賞ウイナーが8頭。重賞レースのたびにニューヒーロー、ヒロインが誕生し続け、東海の3歳チャンピオン決定戦は、例年以上の激戦。しかし、中心は前哨戦の3歳第一冠・駿蹄賞を力強い勝ちっぷりで大きくアピールした◎4 ドリームズライン(牡、川西毅厩舎)だ。2、3月は休養に充て、復帰戦の4月1組特別を鮮やか抜け出しで飾って、ひと叩きして臨んだのが駿蹄賞だった。あおったスタートで初手は不利な位置の後方3番手。しかし2周目2コーナーから次々にポジションを上げ、そのまま勢いよく前団を豪快ひと飲みしてみせた。セールスポイントの息の長い末脚は、距離が100メートル延びるダービーでさらに生きてくる。中間も順調で不安ない仕上がりなら、世代頂点へ一番近い存在と言える。

ライバルはアペリラルビー、サンタンパの上り馬2頭。○9 アペリラルビー(牝、栗本陽一厩舎)はわずかクビ差だったが、園田・のじぎく賞を大外一気の追い込みで決めている。レベル高い地区の遠征重賞だけに価値ある勝利だった。一方、▲5 サンタンパ(牡、今津勝之厩舎)は重賞初挑戦だが、現在4連勝中でそのいずれもが快勝で仕留め、未知の魅力にあふれている。逆転劇は十分可能。

また、強さとモロさが同居するが鋭い決め脚を持つ△7 グレイトデピュティ(牡、柴田高志厩舎)や、距離延長を大歓迎する△11 クインザドリーム(牝、迫田清美厩舎)も一発を秘めている。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 4⇔5・7・9・11(8点)
3連単(フォーメーション) 4→5・7・9・11→5・7・9・11 5・7・9・11→4→5・7・9・11(24点)

東海ダービーの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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