レース展望・予想

前哨戦圧勝サンエイゴールドが中心「かきつばた賞」(盛岡競馬)

2017/06/03

6月3日(土)盛岡競馬メイン第10レースは芝交流・せきれい賞トライアル「第20回かきつばた賞(M3)」(盛岡競馬場芝2400メートル)。

◎4 サンエイゴールド(牡4、瀬戸幸一厩舎)は前哨戦・OROターフ特別(芝1700メートル)を4馬身差で圧勝。5カ月ぶりの実戦でプラス10キロと体重増もありましたが、まったく問題にしませんでした。これで盛岡芝10戦6勝とし、昨年の岩手最優秀ターフホースの実力をマザマザと見せつけました。今回の芝2400メートルもサファイア賞圧勝、せきれい賞はパーティメーカーの0秒1差3着なら、むしろ望むところ。芝2連勝を飾り、せきれい賞制覇にまい進します。

○6 ブレークビーツ(セン7、城地俊光厩舎)はOROターフ特別2着。サンエイゴールドには離されましたが、芝に替わって反応が一変しました。昨年、移籍2戦目のかきつばた賞で見事な逃げ切りを決めて優勝。ほかに桂樹杯を制し、盛岡芝で才能が開花。距離を問わずどんな流れにも対応できるのが強みとなります。当初からこのレースに合わせて調整を進めて態勢万全。2連覇に意欲満々です。

▲2 ブレイズアトレイル(牡8、村上実厩舎)は南関東から再転入戦3着。改めて芝適性の高さを証明しました。昨年はブレークビーツを捕え切れませんでしたが、わずかハナ差2着。帰郷2戦目でエンジン全開といきたいところでしょう。

△3 ナンヨーケンゴー(セン7、板垣吉則厩舎)は2カ月休養から岩手転入。離された6着でしたが、中央芝3勝を1800メートル、2000メートル、2600メートルでマーク。距離延長は望むところでしょう。

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かきつばた賞の出走表はこちら

(文/松尾康司)


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