レース展望・予想

ヴィグラスムーヴB1級は通過点「ねむの木賞」（水沢競馬）

2017/06/10

今週から戦いの舞台は水沢競馬場。10日（土）メイン第10レースはB1級馬による1600メートル戦「ねむの木賞」。開催替わりは荒れる傾向がありますが、果たして結果は如何に。

◎5 ヴィグラスムーヴ（牡4、千葉幸喜厩舎）は中央2戦0勝から転入後、連戦連勝。1位入線失格をはさんでオール白星。今季も土つかずの4連勝中と破竹の進撃を続けています。1600メートルは中央時代に一度使って12着に大敗しましたが、過去の話。差し競馬も身につければ距離延長も問題なし。B1昇級は単なる通過点。今、全国で活躍中のサウスヴィグラス産駒がノンストップでオープンまで駆け上るか注目。

○1 オメガブレイン（牡9、伊藤和厩舎）は中央芝4勝・準オープンに在籍。NHKマイルカップGI0秒6差7着の実績を残し、園田A級を経て昨年暮れに転入。今シーズンはB2へ降格。3戦2着2回からメイカップを6馬身差で圧勝。格上ぶりを如何なく発揮しました。相手は骨っぽくなりましたが、前走で吹っ切れたのは確実。逆転首位まであり得ます。

▲11 トーホウパルサー（牡6、小林俊彦厩舎）は今シーズンB1で1勝2着2回。A級2連勝がダテではないことを証明しました。ただ、逃げたい馬がよりによって大外11番枠。先手を取るのに脚を使った場合に若干不安がありますが、水沢なら克服できるでしょう。

△2 スパンコール（牝6、瀬戸幸一厩舎）は牝馬特有の切れ味が武器。展開に注文がつきますが、ペース次第で台頭十分。

△3 トーホクアロー（牡8、櫻田康二厩舎）もスロースターターですが、コース替わり歓迎。

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馬単　5→1・11・2　1→5（4点）
3連単（フォーメーション）　5→1・2・11→1・2・3・10・11（12点）

ねむの木賞の出走表はこちら

（文／松尾康司）


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