レース展望・予想

A級3組ならエーシンマックス巻き返し必至「パキラ特別」（名古屋競馬）

2017/06/22

6月22日（木）の名古屋競馬メイン第11レースは「パキラ特別」（A級3a組、名古屋競馬場1600メートル）。

転入後3連勝はかなわなかったが、中央でオープンまで上り詰めた実績馬、◎1 エーシンマックス（牡7、錦見勇夫厩舎）の素早い反撃に期待だ。今春、中央から名古屋へ転籍すると、3b組、中央交流戦をともに後方から一気の追い込みで仕留め、前走は初のオープンへ参戦。ただ中団キープも末脚不発でまさかの4着に終わった。勝ち馬マヤノオントロジーが強かったのも一因だが、中央時代の主戦場が中距離とあって、1400メートル戦は忙しく、距離不足でもあった。マイル戦変わりと、手ごろな相手に変わった3a組。ワンクラス上の力とキレを見せつける。

一番の相手は、確実な末脚がセールスポイントの○8 ブランニュー（牡5、宮本仁厩舎）。3月の3a組特別の勝ち星を最後に、5走連続して惜敗の2着が続く。しかし、距離、相手を問わず確実に伸びてくる末脚は依然として好ムード。破壊力の点ではエーシンマックスに劣るが、しぶとく安定した末脚は信頼感がある。

2か月半ぶりの復帰戦になる▲9 キタノシャーロット（牝4、藤ケ崎一男厩舎）の取捨もポイント。稽古メニューが軽めで仕上がり途上は否めないが、ハナを奪った時のスピードと粘りが真骨頂。コレと言った逃げタイプ不在の有利なメンバー構成もあり、やはり軽視できない。

勝ち切れないじれったい走りは続くが、依然差し脚好調な堅実派、△7 キービスケット（牝6、植松則幸厩舎）も、2、3着候補に欠かせない1頭だ。

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馬単　1→7・8・9（3点）
3連単（1軸流し）　1→7・8・9（6点）

パキラ特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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