レース展望・予想

転入3戦目ナイキフェイムに展開の味方「大日本プロレスカップ」(園田競馬)

2017/06/16

16日(金)の園田競馬メイン第10レースに「大日本プロレスカップ」(B1、園田競馬場1400メートル)が行われます。

大井でB3など6勝◎6 ナイキフェイム(牡7、三宅直行厩舎)が転入3戦目で決めます。逃げ、先行タイプが揃ってハイ・ペースになるのも味方しそうです。大井では逃げ切りもありますが、好位追走から5勝しています。折り合いの付くタイプだと思います。園田初戦は逃げたルミナスの2番手を進みました。しかし、小回りのコーナーには苦労していたようです。田中学騎手に乗り替わった2走目はスタートを決めましたが、外から3頭がハナを狙って交わして行きました。ハイ・ペースの4番手で折り合いを付け、勝負どころの3ハロン標付近から仕掛けた時に後方にいたバトルランチャが鋭く追い上げてきました。4コーナーで先頭に立ちましたが、外にはバトルランチャがいました。直線の追い比べは脚質的にも不利で、結果は半馬身差の2着です。さあ、今回も好位をがっちりキープから直線まで待って抜け出しを決めたいところです。

相手筆頭には前走に続いて木村健騎手が手綱を取る○1 ワンダーフォルテ(牡9、田中範雄厩舎)です。JRAでは新馬戦など2勝しています。1000万では13年9月に4着以外は着外です。昨年11月から園田に転入してきましたが勝ち星はありません。A2で3着1回、4着3回、5着1回の成績を残して前走からB1降級です。4、5番手で木村騎手の手が激しく動きましたが反応はひと息。直線で大外を鋭く伸びたウォーターティアナに0.3秒差4着でした。大きくはバテていませんので前走と同じような展開になればチャンスはあります。

昨年8月以来ですが、西脇の能力検査で1200メートル・1分19秒2を計時した▲3 エイシンファイヤー(牡5、坂本和也厩舎)が脅威です。デビュー2走目の初勝利時に逃げ切っているように先行力もあります。

B2を連勝で昇級初戦☆5 スーパーレインボー(牝6、新子雅司厩舎)には勢いがあります。枠を主張して主導権を奪うと一気のシーンも一考です。追い込み鋭い△9 ハヤイガナ(牡5、柏原誠路厩舎)、降級2戦目サカダッシュ(牡5、田村彰啓厩舎)なども連対候補です。

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(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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