レース展望・予想

サカノテツワンが混戦を断つ「旭岳特別」（ばんえい帯広競馬）

2017/05/29

5月29日（月）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「旭岳特別」（A2級）が行われます。

先行タイプがイッキフジ、ファイトガール（牝7、坂本東一厩舎）、タキニシサンデー、差し馬がホクショウサスケ、ヤマノウンカイ（牡8、大友栄人厩舎）、B1級を連勝して昇級してきたサカノテツワン、カネゾウなどどの馬にも展開次第でチャンスがありそうな特別戦です。

◎9 サカノテツワン（牡8、田上忠夫厩舎）675キロを本命に推します。昨季はA2級で勝ち負けしていた実力馬です。B1に降級しての4連勝は、格下相手でも力上位の証と言えます。重量的に他の有力馬より5キロ増の675キロですが、今の勢いなら5連勝も期待できます。

○10 カネゾウ（牡6、久田守厩舎）670キロが対抗です。今季初戦と2戦目は、サカノテツワンの2、3着と敗れていますが、3戦目はメトーイチバンに8秒3差の1着で初勝利。続くB1級決勝のエメラルド特別でも、メトーイチバンに4秒2差の1着と、2連勝してA2に昇級。昨季はサカノテツワン同様にA2級で活躍していた快速馬です。

▲7 メムロコマチ（牝5、西弘美厩舎）650キロが3番手。春駒特別は逃げ馬ワールドピサに2秒3差をつけて1着。続くスーパージョッキー賞ではホンベツイチバンの2秒5差の2着、前走の牝馬限定オープン特別戦・カーネーションカップは格上相手との一戦でしたがセイコークインの4秒5差の4着と健闘しています。今回は自己条件戦で、自分の競馬ができそうです。

△8 タキニシサンデー（牝5、岩本利春厩舎）650キロは逃げ脚鋭いタイプ。軽めの馬場を味方につけての前残りは十分あります。

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馬単　9→10・7・8・5・6（5点）
3連単（フォーメーション）　9→10→7・8・5・6（4点）

旭岳特別の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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