レース展望・予想

マイペース見込めるカツオーカンに期待「黒岳特別」(ばんえい帯広競馬)

2017/05/27

5月27日(土)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには「黒岳特別(B1級-1組)が行われます。

近3走で勝ち星を挙げているのが、スーパージョッキー賞のホンベツイチバン、B1級-2・3決勝戦のカクセンキング、B2級-2組、1組戦のコウシュハシンザンの3頭だけ。平場戦ならスピードで押し切れる馬は多くいますが、特別戦のここは確たる中心馬が不在で難解な一戦と言えます。

◎1 カツオーカン(牡7、久田守厩舎)660キロを本命に推します。今季初戦のB1級平場戦で1着してからは、2、3、3着と勝てないまでも好調を維持しています。前走のA2・B1級決勝混合戦ではサカノテツワンの14秒0差の4着と敗れていますが、当時は1着サカノテツワンと、2着シンザンボーイの先行争いのハイペースに対応できずに終始も障害はひと腰でした。当時の上位馬が不在の今回は自分の展開で競馬ができそうです。

○3 ホンベツイチバン(牡10、岩本利春厩舎)660キロが対抗です。今季6戦して2勝、2着2回の好成績を挙げています。今年10歳になりますが、B級選抜のスーパージョッキー賞で1着と年齢を感じさせない安定した走りを披露しています。

▲2 フクトク(牡8、鈴木邦哉厩舎)660キロが3番手です。昨季までは走りにムラがあるタイプでしたが、今季はそれも解消されて、前走の直線での切れ味は見せ場十分と言えます。

△6 メトーイチバン(牝6、村上慎一厩舎)640キロも先行力と障害には絶対的な自信を持った馬です。その分直線に甘さが出てしまいますが、展開の助けがあれば逃げ切りも十分期待できます。

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馬単 1→3・2・6・9(4点)
3連単(フォーメーション) 1→3→2・6・9(3点)

黒岳特別の出走表はこちら

(文/小寺雄司)


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