レース展望・予想

ビービーバーレル注目の転入初戦「上湧別チューリップフェア特別」（門別競馬）

2017/05/11

11日（木）の門別競馬メイン第11レースは「上湧別チューリップフェア特別」（A1～A3-1、門別競馬場1800メートル）。

JRA重賞勝ち馬で、今回が転入初戦の◎8 ビービーバーレル（牝4、角川秀樹厩舎）。いよいよ門別所属馬として、そのベールを脱ぐ。2歳時から牝馬芝路線でトップ級のスピードを発揮し、3歳1月には重賞・フェアリーステークスGIIIを制覇。1冠目・桜花賞GIでも、本来の先行策がとれない苦しい展開の中、勝ったジュエラーから1秒0差の9着と健闘した。その後ダート路線に移ると8月門別のブリーダーズゴールドカップJpnIIIで3歳馬ながら3着に食い込んでみせた。秋以降は着順・着差とも大きくなってきたこともあり、オーナーサイド（（有）坂東牧場）は地元・門別への移籍を決断。4月半ばには厩舎に移り、連日のように坂路で乗り込まれてきた。歴戦の古馬に交じって3着を確保した昨夏ブリーダーズゴールドカップの走りを思い起こせば、オヤコダカもスティールキングもいない顔ぶれなら「負けられない」が陣営の強い思いだろう。今後の重賞戦線に、さらに楽しみが増すような走りを期待したい。

今季2戦目、大外枠からスムーズに運べそうな古豪○9 バンブーリバプール（牡9、林和弘厩舎）、南関東オープンからの転入初戦▲2 カーティスバローズ（牡7、林和弘厩舎）がまずは相手本線。

1800メートルのA1下条件なら巻き返しを期待できる△3 バラブシュカ（牝5、角川秀樹厩舎）、高知からの転入初戦だった前走時マイナス17キロの大幅馬体減による反動が少々気になる△7 サクセスコード（牡6、堂山芳則厩舎）、マイペースの逃げなら粘り強い△5 ダイワエクシード（牡5、岡島玉一厩舎）を3連勝式のヒモ穴で押さえる。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単　8→9・2（2点）
3連単（フォーメーション）　8→9・2→9・2・3・7・5（8点）

上湧別チューリップフェア特別の出走表はこちら

（文／ひだか）


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