レース展望・予想

叩かれて前進必至ギンパリ「ノーザンホースパーク特別」（門別競馬）

2017/05/04

5月4日（祝・木）の門別競馬メイン第10レースは、「ノーザンホースパーク特別」（B3-2～C1-1、門別競馬場1200メートル）。

今季開幕の4月18日、JRA500万円以下条件からの転入初戦で見せ場たっぷりの2着に好走した◎4 ギンパリ（セン5、川島雅人厩舎）が中心。2014年JRAブリーズアップセール取引馬で、JRA時はデビュー3戦目の芝1800メートルを勝ち上がり、次戦で新潟2歳ステークスGIIIに挑戦（結果は12着）したほどの素質馬だが、その後は芝・ダートともJRAの時計速いレースに対応しきれず、馬券に絡めたのも一度きりという厳しい成績。地方のダートに新天地を求め、この春、門別に転入してきたのだが、陣営の見立て通り、門別の力いる時計のかかるダートコースに適性が高かったようで、前走は2歳時タイニーダンサーやモダンウーマンと"3強"を形成した勝ち馬マックスガーデンを直線で一気に追い詰め、難敵に冷や汗をかかせてみせた。JRA最終戦からは少し減らしたとはいえ、前走494キロの立派な馬格。ひと叩きで前進こそあれ、後退の懸念は感じさせない臨戦過程といっていい。転入2戦目で、久しぶりの2勝目を決めてみせるか。

こちらも開幕週の今季初戦を勝ち上がってきた○9 モエルア（牝5、角川秀樹厩舎）がまずは強敵。冬休みを挟んで降級したため「再昇級」の形ではあるが、この1200メートルも実績豊富でギンパリとの大きな差は感じさせない。

ギンパリと同じくJRA500万円以下条件から転入し、今回初戦の▲1 サクラパリュール（牝6、田中淳司厩舎）も勝機をうかがう。

差し脚は通用する△3 ダイバクフ（牡12、佐藤英明厩舎）、△5 ゲンキ（牡8、安田武広厩舎）、△8 クラウンシンホニー（牝6、米川昇厩舎）を3連勝式のヒモ穴で押さえたい。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　4⇔9・1（4点）
3連単（フォーメーション）　4→9・1→9・1・3・5・8　9・1→4→9・1・3・5・8（16点）

ノーザンホースパーク特別の出走表はこちら

（文／ひだか）


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