レース展望・予想

先制叶えばメモリーミラクル「駿蹄賞」(名古屋競馬)

2017/05/04

5月4日(祝・木)の名古屋競馬メイン第10レースは「第56回駿蹄賞(SP1)」(3歳、名古屋競馬場1800メートル)。

東海地区の三冠レース第1弾に、厩舎期待の素質馬12頭がフルゲートにスタンバイ。カツゲキキトキトの独壇場だった昨年と一変し、今年の東海3歳戦線は稀に見る大激戦。重賞でニューヒーロー、ヒロインが次々と誕生し、どの馬にもチャンスのある、目の離せない紙一重バトルだ。

そんななか、ただ1頭の重賞2勝馬で実績で一歩リードは◎4 メモリーミラクル(牝、塚田隆男厩舎)。前走の東海クイーンカップで、2月スプリングカップに続いて鮮やか逃げ切りで重賞2Vを達成。主導権を握って自分のレースに持ち込んだ時の先行力と粘りを改めてアピールした。先行有利の馬場コンディションに、マイペースの逃げがかなうなど、展開、条件に恵まれた前走逃亡劇だったが、スローな流れになりやすいのが1800メートル戦。再び先制できれば、マイペースの運びに持ち込んで、自慢の高い先行力と粘りを披露する。

そのメモリーミラクルを破って、前走中京ペガスターカップで人馬ともに重賞初制覇を成し遂げた○8 グレイトデピュティ(牡、柴田高志厩舎)も互角の存在。スプリングカップでは惨敗したが、流れにスムーズに乗った前走は直線鋭く抜け出し、セールスポイントの決め脚を発揮。注文のつくタイプだが、同様の競馬ができれば重賞連勝へ。

ひと叩き効果の上積みが見込めるのは▲7 ドリームズライン(牡)、△2 ミトノリバー(牝)の川西毅厩舎勢。3か月ぶり実戦ながら前走1組をきっちり抜け出したドリームズラインは、新春ペガサスカップ2着馬で当地6戦パーフェクト連対を誇る好素材。一方、ミトノリバーの前走7着大敗は5か月のブランクと古馬初対戦と敗因は明白。ともに能力は高く、勝ち負けに欠かせない存在。

穴は△5 アペリラルビー(牝、栗本陽一厩舎)。重賞初挑戦だった東海クイーンカップでは、後方からの競馬を余儀なくされたが、シャープに追い込んで内容十分の2着に好走。コースに重賞も慣れが見込める2走目。前進が期待できる。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 4⇔2・5・7・8(8点)
3連単(フォーメーション) 4→2・5・7・8→2・5・7・8 2・5・7・8→4→2・5・7・8(24点)

駿蹄賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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