レース展望・予想

先行策カトラスが転入3走目で決める「そのたん4歳お誕生日記念特別」（園田競馬）

2017/04/05

5日（水）の園田競馬メイン第11レースに「そのたん4歳お誕生日記念特別」（A2、園田競馬場1700メートル）が行われます。

◎3 カトラス（セン7、渡瀬寛彰厩舎）がJRAから転入3走目で園田コースの初勝利なるでしょうか。JRA時の3勝は総て逃げ切りでした。初勝利は京都1200メートル、2勝目は中京1800メートルでした。そして、3勝目は15年2月笠松のJRA交流戦。名古屋の丸野勝虎騎手が前年の名古屋交流（2着）に続いて2度目のコンビです。1800メートルの5番枠から思い切ったスタートを決めて先行策に出ました。直線に入って2着以下を引き離し、丸野騎手には後ろを振り向く余裕があるほどです。結果は2着の岩田康誠騎手・ジョウノムサシに7馬身差を付ける圧勝でした。1000万では昨年1月（京都1800メートル）で岩田騎手・ブチコには大差を付けられましたが、直線で内を伸びて2着が残っています。園田初戦の前々走1400メートルはスタートひと息も1コーナーでは2番手の外まで追い上げました。しかし、3コーナー5番手、4コーナー7番手で直線に入って一杯になって大敗（11頭立て11着）でした。続く前走は1870メートルに距離を延長。中位を進んで向正面からスパートしました。しかし、先に動いて直線で抜け出した1番人気ブリヤンには1馬身半差の完敗でしたが、2着まで伸びています。さあ、3走目の今回は伝家の宝刀を抜きます。手綱は田中学騎手、スタートを決めて先行策から、逃げ切りを狙います。

JRA新馬勝ち○10 マルカライン（牡5、橋本忠明厩舎）は転入後にB1を3連勝でA2昇級です。1700メートルの転入初戦は向正面一気に楽勝、同距離の前々走はミッレミリアと同着でした。1400メートルの前走は好位追走から直線で抜け出しています。外枠のクリアがカギですが、先行勢の直後をキープなら逆転4連勝もあります。

▲5 ウインオベロン（牡5、盛本信春厩舎）が前走の昇級初戦でブルーウィザードの3着に敗れて園田での連勝は6でストップしました。この距離は3歳時のAB混合戦で逃げ切っています。

2番手で折り合って☆7 クールジャイロ（牡6、保利幸作厩舎）、距離克服がカギの昇級戦△2 ジョウショウキセキ（牡4、新子雅司厩舎）などが続きます。

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馬単（ボックス）　3・10・5・7（12点）
3連単（1軸流し）　3→10・5・7・2（12点）

そのたん4歳お誕生日記念特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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