レース展望・予想

距離不足でもカツゲキキトキトを信頼「東海桜花賞」(名古屋競馬)

2017/04/14

4月14日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「第57回東海桜花賞(SP1)」(名古屋競馬場1400メートル)。

北陸、東海、近畿の3地区交流重賞で、5月3日のダートグレード・かきつばた記念JpnIIIのトライアルに、精鋭10頭がズラリ。ただ、地方競馬のトップスターとも言える◎8 カツゲキキトキト(牡4、錦見勇夫厩舎)参戦とあれば、距離不足の短距離7ハロン戦でも素直に力を信頼する手だ。地方重賞9Vもさることながら、昨今は強敵中央馬相手のJpn舞台でも走るたびに勝ち馬とのタイム差、着差を縮め、大目標のダートグレード制覇を視界に捕らえはじめている。暮れの名古屋グランプリJpnIIに続き、前走の名古屋大賞典JpnIIIでも価値ある銅メダルを獲得。「タラレバ」になるが、ごちゃついた最終3コーナーの不利がなければ、2着もあり得たレースという見方もできた。前走から中1週のローテーションも、追い切りの動き、タイムからデキ落ちはない。改めて能力の違いを見せつけたい。

カツゲキキトキトの相手探しがポイントになるが、やはりレベル高い兵庫勢が有力。○9 トウケイタイガー(牡6、兵庫・住吉朝男厩舎)は昨秋中央1000万から転籍し、地元園田で5戦オール連対中。前走のダートグレード・黒船賞JpnIIIでは6着とは言え、勝ち馬とのタイム差1秒に健闘した。短距離適性が高く、一番の相手候補だ。

一方、▲1 インディウム(牡5、兵庫・田中範雄厩舎)はおととしの兵庫ダービー馬で、デビューからエリート街道を歩んだ好素材。長期休養から復帰した昨冬からは短距離中心に使われ、地元3勝に、地方交流重賞銀メダルと4戦オール連対を誇っている。潜在能力の高さはいうまでもなく、差はわずか。

他の東海勢では7ハロン戦の距離を考えると、△5 サンデンバロン(牡5、塚田隆男厩舎)の快速スピードに魅力を感じる。前走のオープンでは主導権が奪えず4着に終わっただけに、先制が好走へのカギになる。

ともに笠松出張戦だったがオープン連勝と好調な△4 ゴールドブラザー(牡7、塚田隆男厩舎)も連なら。

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馬単 8→1・4・5・9(4点)
3連単(1軸流し) 8→1・4・5・9(12点)

東海桜花賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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