レース展望・予想

初戦から勝負気配トウショウプライド「オッズパーク杯」（金沢競馬）

2017/03/23

2016シーズンの金沢競馬ラスト開催が3月23日（木）に行われます。最終日のメイン第11レースはA1級一組の「オッズパーク杯」（金沢競馬場1500メートル）です。今年からA級のクラス表記がA1級とA2級の二つに分かれたため、これまでのA1組がA1級一組、A2組がA1級二組というふうに、A3組がA2級一組で、A4組がA2級二組にそれぞれ変更になります。

◎4 トウショウプライド（牡7、佐藤茂厩舎）が今年も開幕戦勝ちを狙って早めに仕上げてきました。昨年は開幕から2連勝を飾ってトップクラスに定着し、昨終盤戦まで年間6勝する活躍を見せました。今冬も遠征には行かず自きゅう舎で疲れを癒やしたことで冬休み明けでも調教の動きは良く、速い追い切り時計も計時しています。好位追走から早めに抜け出して4コーナー先頭で回る勝ちパターンに持ち込めそうです。

○1 エトワールドロゼ（牝6、金田一昌厩舎）は逃げると強いタイプで、昨終盤戦も大外枠から発馬を決めて先手を奪うと、そのまま後続に捕まることなく押し切ってしまいました。休み明けにはあまり好走実績がありませんが、最内枠に入ったのは好材料です。ハナを切って主導権を握ってしまえば、ゴールまで粘り込む可能性はあります。

▲2 スマイリーキュート（牝4、鈴木長次厩舎）は昨年11月に水沢で行われたダービーグランプリで大敗しリズムを崩しましたが、昨終盤戦で逃げたエトワールドロゼを2番手から追い掛けて、直線いっぱいになりながらも3着に踏ん張りました。夏場からメキメキ頭角を現した昨年の活躍から寒い時期はどうかと思いますが、冬場に休養したことで激戦の疲れは癒えており、追い切りの感触も好調時に戻りつつあります。

放牧先で乗り込まれていた△5 アイナ（牝5、中川雅之厩舎）も仕上がりは良く、人気に反した昨最終戦からの巻き返しがありそうです。△9 タツミリュウ（牡9、加藤和義厩舎）も距離条件は良く、前残りを警戒したいです。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単　4→1・2・5・9　1・2→4（6点）
3連単（フォーメーション）　4→1・2・5・9→1・2・5・9　1・2→4→1・2・5・9（18点）

オッズパーク杯の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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