レース展望・予想

底見せないジェミナ「春色特別」（笠松競馬）

2017/03/23

3月23日（木）の笠松競馬メイン第12レースは「春色特別」（C級12組(ロ)、笠松競馬場1400メートル）。

多くの馬にチャンスがある混戦だが、転入後の2戦とも連対キープする好素材、◎3 ジェミナ（牝4、加藤幸保厩舎）から狙いたい。中央では芝ばかり5戦使われたが、そのうち4レースをひとケタ着順でまとめてみせた好素材。C級クラスなら力上位の存在とも言える。5か月ぶり実戦でしかも初ダートだった転入初戦は追い込み届かず2着に終わったが、2走目の前走は中団から鋭く抜け出して初勝利を挙げた。勝ち時計こそ平凡だったが、センスに能力を感じさせる走りで、まだ底を見せていない未知の魅力に期待したい。

直線勝負に持ち込めば、○5 ベルラヴォーロ（牝4、加藤幸保厩舎）は互角。スタートに課題もあって不利な後方からの競馬を強いられるが、確実に伸びる差し脚は折り紙付き。事実、上がり3ハロン38秒台の速い脚をコンスタントにマークして見せる。フルゲートをうまくさばき切るかが、ポイントになりそうだ。

前走の勝ちっぷりがよく、走破タイムが安定する▲10 セルデューク（セン4、青木達彦厩舎）も有力なV候補。ハイペースの流れが奏功した前走だったが、善戦続きに惜別した決め脚のサエは光っていた。持ち時計上位の存在でもあり、勝ち負けに欠かせない1頭。

手ごろな相手との対戦、しかも成績を残す7ハロン戦への距離短縮を歓迎するのは△1 フジヤマコクリュウ（牡4、笹野博司厩舎）と、△7 フジノシラユキ（牝4、山中輝久厩舎）。前走の特別戦ではともに最後は失速したが積極的なレースで見せ場を作った。戦いやすい相手に変わり、変身があっても驚けない。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　3⇔1・5・7・10（8点）
3連単（フォーメーション）　3→1・5・7・10→1・5・7・10　1・5・7・10→3→1・5・7・10（24点）

春色特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）

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