レース展望・予想

復帰の松浦政騎手がブルーウィザードで決める「小野市白雲谷温泉ゆぴか特別」（園田競馬）

2017/02/17

17日（金）の園田競馬メイン第9レースに「小野市白雲谷温泉ゆぴか特別」（B1、園田競馬場1400メートル）が行われます。

松浦政宏騎手の復帰を待っていたかのように◎3 ブルーウィザード（牡4、野田忍厩舎）が調子を上げています。約5カ月ぶりだった昨年11月のレースは7、8番手を追走のまま8着でしたが、2走目から一変しました。好位を進んでヒラボクカイザーと0.4秒差3着、インディウムに1秒差4着後が前々走です。スタートはひと息でしたが、二の脚の速さで、逃げるメッサーウイングの2番手をキープし、3コーナーでは外に並びました。内で抵抗するメッサーウイングを直線中程で振り切りました。その時に外から伸びてきたジョウショウキセキが迫ってきましたがクビ差だけ凌いでいます。デビュー勝ち、JRA認定戦を連勝後の2歳ラストの園田ジュニアカップで逃げてノブタイザン（3歳になって兵庫ダービーも制した）の半馬身差2着に粘っています。3歳時は未勝利でしたが、4歳初戦が前述の4勝目です。前走はアネラノヘア、メッサーウイングに続く3着でしたが、斤量1キロ増から定量に戻るのは大きいと思います。今回もメッサーウイングを目標に直線まで待って差し切りなるか。

その○6 メッサーウイング（牝5、盛本信春厩舎）が雪辱を期しています。1戦を除き芝を使ったJRAでは6戦目を逃げ切って初勝利などスピードを生かしています。転入後の3走もハナを切っていますが、ダートに泣いているようです。

JRAから転入初戦で逃げて、ハタノキセキ（休養後、前走A2まで4連勝中）にアタマ差2着に踏ん張った▲9 ジェット（牡5、保利良次厩舎）が続きます。大外枠だけに2番手で折り合いの策に出るでしょう。

先行争いが激しくなると☆7 ジョウショウキセキ（牡4、新子雅司厩舎）が浮上です。転入後13戦3勝ですが、2着5回、3着2回の堅実駆けは魅力です。

JRA1勝、障害帰り△4 エイシンギガント（牡4、渡瀬寛彰厩舎）は近況ひと息ですが、木村健騎手が乗ってきただけにパドック気配に注意です。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）　3・6・7・4（12点）
3連単（ボックス）　3・6・7（6点）

小野市白雲谷温泉ゆぴか特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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