レース展望・予想

中央オープン馬の意地示すアサクサポイント「梅見月杯」(名古屋競馬)

2017/02/17

2月17日(金)の名古屋競馬メイン第10レースは「第18回梅見月杯(SP1)」(名古屋競馬場1900メートル)。

ダートグレード競走の名古屋大賞典JpnIII(3月30日・名古屋)のトライアルレースで、北陸・東海・近畿の3地区交流重賞に、遠征馬3頭を含んだ12頭がフルゲートで激突する。

抜けた存在不在だが、元中央オープン馬で昨秋に移籍してきた◎12 アサクサポイント(セン9、今津博之厩舎)がやはりV最短だ。前走のオープン特別では8馬身差の完敗を喫したが、コスモナーダム&岡部誠騎手の積極レースがズバリ決まった、展開負けの要素が強かった。スタートで出遅れながらも暮れの東海ゴールドカップでは、最後方から力任せの豪快まくりであっさりねじ伏せてみせた。中間には追い切りを複数こなして、臨戦態勢も整っている。中央平地4勝馬のプライドと意地の走りで、改めて東海ファンにアピールしたい。

昨今の交流重賞で席巻し続ける兵庫勢の○7 サウスウインド(セン6、兵庫・山口浩幸厩舎)が最大ライバルになりそうだ。休養明けでひと息入ったローテーションだが、昨秋の笠松オータムカップVをはじめ、東海菊花賞でも3着。遠征重賞でコンスタントに勝ち負けする先行力は東海ファンにお馴染み。逆転候補筆頭だ。

メキメキ力をつけてきた▲6 コスモナーダム(牡6、井手上慎一厩舎)も勝ち負けに欠かせない。流れに乗って早めの一気スパートが奏功した前走だが、アサクサポイント相手の8馬身差完勝は力がなければできない芸当。東海菊花賞でもしぶとい走りでサウスウインドに先着したように、地力アップに成功してきている。すんなり流れに乗って先行態勢を築けば、大仕事も可能。

得意な笠松と違い、地元では勝ち切れないが△8 メモリージルバ(牡8、塚田隆男厩舎)は距離、相手を問わず堅実駆けに定評ある安定勢力で、近況ムードも上々。最近2走は距離不足だったのは冬期遠征馬の△5 バニスター(牡5、金沢・中川雅之厩舎)。ともに勝ち切るまではどうかも、連争いは十分だ。

<おすすめの買い目>
馬単 12→5・6・7・8(4点)
3連単(1軸流し) 12→5・6・7・8(12点)

梅見月杯の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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