レース展望・予想

クラス据え置きミッレミリアに勢い「いなぼう特別」（園田競馬）

2017/02/07

7日（火）の園田競馬メイン第10レースに「いなぼう特別」（B1、園田競馬場1700メートル）が行われます。

JRAではオール芝も未勝利（2、3着各1回）◎6 ミッレミリア（牡4、保利良次厩舎）が園田ダートで一変です。前走まで8戦して目下4連勝の7勝、2着1回の成績を残しています。B1昇級初戦だった前走の1870メートル戦は1番人気に支持されましたが、スタートで立ち遅れて最後方を追走。馬券を買っていたファンからは溜息がスタンドに漏れていました。その溜息が向正面では声援に、そして直線では歓喜に変化して行きました。2コーナー過ぎから動いて3コーナーでは先頭に立っていました。直線に入ってからは内で抵抗するエイシンニトロを引き離してアッと言う間に5馬身です。今回の1700メートルはC2、B2、B2と3戦3勝です。前走とゲートが変わってスタートが互角ならテンから動いて5連勝で準オープンのA2昇級を決めそうです。

怖いのはJRAから転入初戦（1700メートル）を前述ミッレミリアと同じように向正面一気にまくり切った○5 マルカライン（牡5、橋本忠明厩舎）です。JRAではダートの新馬戦（京都1800メートル）を差し返してハナ差で勝利しています。500万では昨年5月に連続5着がありますが、勝てずに園田に転入してきました。1カ月余のレース間隔ですが、JRA時には前述の新馬戦などテンから動いていただけスタートが決まれば逆転も一考です。

JRA交流「金剛山特別」、A2などを勝っている▲12 トウケイロイヤル（牡5、住吉朝男厩舎）が3カ月ぶりを叩いた変わり身必至です。1番枠を生かして積極レースの☆1 ナムラバクサイ（牡7、新子雅司厩舎）、堅実駆けが魅力△9 コウエイアース（牡7、稲田彰宏厩舎）、好位で折り合って△4 セイヴァイタル（牡4、盛本信春厩舎）などが連争いに加わります。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）　6・5・12・1（12点）
3連単（1軸流し）　6→5・12・1・9・4（20点）

いなぼう特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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