レース展望・予想

オープン初勝利なるかゴールドブラザー「ムーンストーンオープン」（名古屋競馬）

2017/02/03

2月3日（金）の名古屋競馬メイン第10レースは「ムーンストーンオープン」（A級1組、名古屋競馬場1600メートル）。

上位馬の評価差はわずかも堅実駆けに定評ある◎2 ゴールドブラザー（牡7、塚田隆男厩舎）が連軸に一番ふさわしい。昨年夏に名古屋へ再転入後、オープンでこそ勝ち切れていないが、掲示板はしっかりキープし、好勝負を演じる。3走前のオープンで2着、2走前の重賞・名古屋記念でも3着を確保した。仕切り直しだった前走2組を難なく2馬身半差つけて差し切り、ムードは上がってきている。前走に続いて東海地区【4・0・0・1】の得意のマイル戦もあって、待望のオープン初勝利を仕留めたい。

○9 マルカンパンサー（牝8、荒巻透厩舎）は前走の3b組Vで改めて実力を証明した。レベル高い南関東地区でずっともまれ、トータル9勝挙げたキャリアはやはりダテではなかった。8歳を迎えたベテラン馬だが5か月ぶりの久々の実戦をひと叩きされて、多くの上積み材料も見込める。中間気配もアップしており、底力であっさり逆転劇は十分。

▲7 メモリージルバ（牡8、塚田隆男厩舎）は得意の笠松出張戦を中心にローテーションが組まれていたため、地元戦は昨年7月の名港盃以来。名古屋よりも笠松の方が走りに成績もいいが、オープン特別なら勝ち負けに欠かせない。

使われながら確実に上昇を遂げる△8 ホウライマリーン（牝4、藤ケ崎一人厩舎）はオープン特別初参戦。前走2組では半馬身ながら初めてマイル戦を克服して勝利を飾るなど、しぶとさと粘りも増してきている。相手強化もマイペースの運びがかなえば勝ち負け可能。

同型ホウライマリーンの存在は気になるが、流れに乗ってスムーズに運べれば、 △4 キクノセントロ（牡7、川西毅厩舎）も連圏内。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　2⇔4・7・8・9（8点）
3連単（フォーメーション）　2→4・7・8・9→4・7・8・9　4・7・8・9→2→4・7・8・9（24点）

ムーンストーンオープンの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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