レース展望・予想

アサクサセーラが1番枠から逃げ切りなるか「トータリゼータカップ」（園田競馬）

2017/02/16

16日（木）の園田競馬メイン第10レースに「トータリゼータカップ」（A1、園田競馬場1870メートル）が行われます。

地元デビュー馬で数少ない（今週の登録馬5頭）オープン馬◎1 アサクサセーラ（牡4、保利良次厩舎）の連勝を期待します。昇級初戦だった前々走の新春賞（1870メートル）は、2番手を進んで3コーナーで先頭に立った時は初タイトルの期待をしたファンも多かったでしょう。結果はエイシンニシパ、タガノトリオンフに捕まって3着でした。53キロの軽ハンデも味方しましたが、1番人気バズーカにエイシンイースト、レッドダニエルなどに先着しています。そして、前走1700メートルは1番枠からスタートを決めたマークスマンを二の脚で抑えて主導権を奪いました。内々を進んで直線で外を伸びたキングブラーボにハナ差まで迫られましたが踏ん張ってA1の初勝利です。2歳時は6月のデビューからラスト園田ジュニアカップ3着まで16戦しましたが未勝利でした。3歳初戦（A）を差し切ったのが初勝利です。通算5勝ですが、2着6回、3着8回が物語るように粘りが特徴です。前走よりは斤量が2キロ増ですが、1番枠を生かしてハナ一気に連勝なるか。

激しい先行争いになってペースが上がると○3 タガノプリンス（牡9、新子雅司厩舎）の末脚が生きます。3カ月ぶりだった前走1700メートルは3、4番手から差し切っています。今回も2カ月ぶりの不安はないのですが、距離延長がちょっぴり気になります。

転入3走目▲4 エーシンマックス（牡7、橋本忠明厩舎）がJRA時のスピードを再現なら脅威です。でも、走法からはJRAで芝を多用していたようにダート克服がカギになりそうです。

☆5 エイシンイースト（牡6、坂本和也厩舎）はJRAから転入後4連勝の余勢を駆って挑戦した摂津盃（1700メートル）でエナエビスの2着でした。しかし、その後はオープンのカベに突き放されています。前々走で1400メートルを逃げ切っている△2 マークスマン（セン7、長南和宏厩舎）には距離がちょっと長そうです。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）1・3・4・5・2（20点）
3連単（ボックス）　1・3・4・5（24点）

トータリゼータカップの出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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