レース展望・予想

強敵不在でダダッコに勝利のチャンス「筑紫野賞」(佐賀競馬)

2017/01/21

21日(土)佐賀競馬メイン第12レースは「第5回筑紫野賞」(3歳オープン(1組)、佐賀競馬場1750メートル)。

◎4 ダダッコ(牡、中野博厩舎)は、昨年11月の佐賀転入後は2歳4組、3組を2連勝。アルデバラン特別(12月11日、1750メートル)は8着に敗れましたが、続く前走の初夢特選(1月3日、1750メートル)では、先行集団につけ、勝ち馬からコンマ7秒差の3着を確保しています。今回は特別、特選クラスでの連対実績がある馬が不在のメンバー構成となり、勝利のチャンスが巡ってきました。

○3 エイシンブラック(牡、大垣敏夫厩舎)は、前所属地の岩手では、10月の盛岡で1勝を挙げています。佐賀転入初戦の前走、初夢特選では先行する4頭からは大きく離れた中団につけましたが、直線で前との差を詰めて、3着のダダッコからは半馬身(コンマ1秒)差の4着でした。前走の1、2着が不在となり、優勝争いへの進出も十分可能でしょう。

▲1 テイエムハシッド(牝、坂井孝義厩舎)は、夏の小倉での九州産限定新馬戦(4着)以来のレースだった前走のミヤマキリシマ特別(12月13日、佐賀1400メートル)が、勝ち馬から1秒2差の4着でした。今回はJRAから佐賀への転入初戦で、目標はたんぽぽ賞(2月7日、1400メートル)となりそうですが、このメンバー相手なら上位進出まで警戒したいところです。

また、佐賀若駒賞(1月2日、1800メートル)6着の△2 トークーブケパロス(牡、柳井宏之厩舎)、特選クラス初挑戦ですが、デビュー2戦目でダダッコから1馬身(コンマ2秒)差2着の実績がある△6 シャインアストロ(牡、真島元徳厩舎)にも上位進出の期待がかかります。

<おすすめの買い目>
馬単(フォーメーション) 4・3→4・3・1(4点)
3連単(フォーメーション) 4・3→4・3・1→4・3・1・2・6(12点)

筑紫野賞の出走表はこちら

(文/上妻輝行)


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